warning
error
success
information
マーガレットは神秘的で植物の中でも可愛らしい花を咲かせます。定番の白い花弁や薄ピンクや黄色いものまで女の子らしい素敵な植物です。見た目と花言葉からウエディングのブーケにも使用されます。またデンマークでは国花として親しまれています。そんな魅力的なマーガレットの育て方をご紹介していきます。
マーガレットを育てるときは、一年中日当たりが良いほうが好ましいです。マーガレットは寒さに弱いので、冬はなるべく日当たりの良い所で育ててあげましょう。
真夏の暑い時期では、直射日光を避けて、暗すぎない明るい日陰で育てることをおすすめします。マーガレットは元々弱々しい花ではないので、環境が良ければ手間をかけずすくすくと育ちます。
プランターなどで大きな株のものを育てると花がつきにくく、夏場は特に注意が必要です。鉢植えだと季節によって置き場所を変えることもでき、花のつきも良いので最初は鉢植えから育ててみると良いでしょう。
マーガレットを育てている土の表面が乾いてから、水やりをしましょう。
マーガレットは湿っているより少し乾燥した土を好む傾向にあるので、水のやり過ぎには注意してください。土が乾いている方が根っこもよく育ち、全体的に健やかに成長してくれます。
冬は土が乾燥しにくいので、水やりの頻度は若干少なくなります。冬の季節も、土の表面の状況を見て、水やりを行うようにしましょう。
マーガレットを育てるときは、液体の肥料を2週間に1度、1000倍に薄めて与えます。
時期は花が開花している春の時期と5月から7月にかけての夏です。肥料は少なくても十分育ってくれるので、与えすぎに注意しましょう。
また、窒素の分量が多めの液体肥料を与えてしまうと花ではなく葉っぱが茂ってしまうので、成分にも注意して与えましょう。
マーガレットは水はけのよい少し乾燥した土を好むので、砂質の土が最適です。水はけが悪いと成長が少し妨げられ、花も咲きにくくなってしまいます。
マーガレットを鉢植えで育てる場合は、赤玉土、腐葉土、川砂を5対3対2の割合で混ぜて使いましょう。
マーガレットは種まきで育てるよりも、苗を購入して植え付ける方が一般的です。
マーガレットの植え付け時期は3~6月もしくは9~10月頃が適期です。
マーガレットの植え替え時期は、霜がつく心配のない4月から5月の間が適期です。この暖かい時期に植え替えを行うようにしましょう。
鉢植えでマーガレットを育てている場合は、毎年一回り大きいものに植え替えてあげることをおすすめします。プランターで育てている場合は、2年から3年の間に植え替えをしましょう。そうすることで、より一層花がつきやすくなります。
マーガレットの増やし方は「挿し木」が一般的です。挿し木は、5月か9月に行いましょう。
芽の先を切り戻し、葉っぱの数を減らすように取り除きます。3枚から4枚程あれば大丈夫です。それが用意できたら水に2時間程つけておいて、水を吸わせます。
コップや容器などがあれば便利ですよ。吸水させたら湿らせた川砂にさしておきます。乾燥のしすぎと直射日光に気をつけてください。
マーガレットを育てていると、茎と葉っぱに斑点ができ、のちに枯れてしまう病気(立ち枯れ病)を発症することがあります。これは伝染しやすく、梅雨の時期から発生することが多いです。治療方法がないので、株を抜き取って捨ててしまいましょう。
害虫はアブラムシやハダニがつきやすく、見つけ次第すぐに殺虫剤で駆除してください。放置しておくとどんどん増えて成長に支障がでます。
マーガレットの開花ピークである5月頃を過ぎたら、茎が弱るのを防ぐためにも切り戻しをしておくと良いでしょう。マーガレットは多年草ですので、草丈が半分くらいになるところで剪定してあげると、翌年も元気に花を咲かせてくれますよ。
また、マーガレットの花は挿し木用に剪定されるのも一般的ですが、実は花が終わったあと放置しておくと、乾燥して種を収穫することができます。花が咲き終わったら草丈を短くし、次の成長に備えておきましょう。
マーガレットの花にとっての最適な温度は、5度から10度です。夏場はなかなかその温度は難しいですが、だからといって冷房の風では乾燥してしまい痛みやすくなってしまうので注意です。秋から冬では涼しい窓辺に置いておくと良いです。
また、マーガレットの花をプレゼントで頂いた場合は、ラッピングを早めに外しておきましょう。花は新鮮な空気を好むので、包装がその妨げになってしまう可能性があるためです。
マーガレットのイメージである白い花びらの品種は、「サンデーリップル」です。鉢植えで育てるのに向いていて、暑さにも強いです。
また交配でできた品種「風恋香」という品種があり、白い花びらでラベンダーの香りを持ちます。
サマーメロディーという品種は、八重咲きのピンクの花びらが美しいです。
テトラという品種は全体的に丸みを帯びていてか可愛らしく、バレリーナという品種では花びらが下を向いていてバレリーナの衣装のようで個性的です。
プライト・カーマインはマーガレットには珍しい濃いピンク色のものがあります。
ガーベラも交配などでどんどん品種ができ改良されて今もなおその研究は続けられています。
マーガレットは小ぶりで可憐な花を咲かせます。白い花びらや黄色、ピンクなどがあり、交配によって改良された品種などもあります。
また、マーガレットの花といえば、花びらを一枚一枚ちぎっていき好きか嫌いかを占う方法が有名ですよね。実はマーガレットの花は奇数で咲いていることが多いので、好きから始めると好きで終わることが多いのです。
マーガレットの花言葉は真実の愛、誠実、貞淑で、ウエディングにぴったりです。そのため、ウエディングブーケにも使われ、白の花びらが花嫁をより一層可愛らしく可憐に演出してくれます。
また花びらの色ごとによってもそれぞれ花言葉があり、白いマーガレットは心に秘められた愛、ピンクのマーガレットは真実の愛、黄色のマーガレットには美しい容姿という意味があります。黄色には太陽を象徴する色といわれているので、明るく笑顔の素敵な女性に例えられていて素敵ですね。
マーガレットについてご紹介させていただきましたが、いかがでしたか。
マーガレットの花びらの白色には、癒やしの効果があるとされています。家の中やカフェなどに飾られていると穏やかな気持ちになり、黄色の花びらからは心を健やかに元気づけてくれる効果があります。
マーガレットを花束にして、友人や恋人、家族にプレゼントしても喜ばれるでしょう。結婚式ではブーケやリースにも使用されるので、知り合いの結婚祝いでのプレゼントにも適しています。花言葉の力を借りて、手紙に添えてプレゼントをするのも素敵ですよね。
見た目通りの花言葉と風水効果をもたらす素敵な花なので、いろんな品種や花束に興味を持って育てることに挑戦していただけたらと思います。
GreenSnap編集部