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切り花だけでなく、ガーデンフラワーとしても人気のマーガレットは、花色や形もさまざまでたくさんの品種があります。育てやすいだけでなく、数百円で買うことができる手軽さから、ギフトにもおすすめの花です。
この記事では、そんなマーガレットの花言葉や由来を、色別も詳しくご紹介します。
「恋占い」という花言葉の由来は、花びらを1枚ずつちぎりながら「好き、嫌い、好き…」と占う恋占いの花として、マーガレットがよく利用されることに由来しているといわれています。
実はマーガレットの花びらは基本的に奇数となるため、「好き」から始めると「好き」で終わることが多いといわれています。ぜひ一度、花びらの数を数えてみてくださいね。
「真実の愛」という花言葉の由来は、ギリシャ神話の中で、マーガレットの花がアルテミス(狩猟の女神)へ捧られていたことから、女性の幸せの象徴として扱われたことに由来しているといわれています。
その一方、アルテミスは処女神となること(夫を持たないこと)を誓っていて、周囲のものたちもその意向に従っていたとされています。ただし誰かが結ばれた際には、アルテミスはそのものをとがめることなく、祝福して送り出していました。
そのことから、アルテミス=マーガレットの花=友情を大切にする、というイメージとなり、「信頼」といった花言葉がつけられたといわれています。
マーガレットには、実は「私を忘れないで」といった、切ない思いを感じさせたり、一見怖いと思うような花言葉も存在しています。
ふたつの花言葉は、実際は怖い意味合いではなく、卒業や転職、新生活などの新しい門出をポジティブに奮い立たせる意味として使われています。
静岡県と神奈川県などのマーガレットの産地では、JAのキャンペーンで「落ちない花」としてマーガレットを受験生にプレゼントするキャンペーンが行われています。
マーガレットは花が枯れても花びらが散り落ちることのない性質から、受験に落ちない縁起物とされているそうですよ。
白いマーガレットは、純白で可憐な姿から、結婚式の会場でも利用されていることが多いです。ピンクのマーガレットは、母の日シーズンに良く出回ります。大切な家族へ、母の日に贈る花としてもおすすめです。
オレンジ・黄色のマーガレットは、男女問わずおしゃれな人に贈りたいですね。赤や紫のマーガレットは最近出てきた品種なので、まだ花言葉はつけられていません。
マーガレットの花色は白系が中心です。丈夫な品種が多いので、ガーデニング初心者にもおすすめの花です。
また2月の誕生日花としても挙げられ、お葬式の手向けられる花としても、故人の好きな花として利用されることもあります。
マーガレットは、9月3日、11月22日の誕生花です。
マーガレットの名前の由来は、「真珠」を意味するギリシア語の「Margarites(マルガリテス)」からきています。マーガレットの花びらが純白で、真珠のように白く、丸く美しいことから由来しています。
マーガレットは、漢字では「木春菊」と書きます。これは、マーガレットの葉っぱが春菊に似ていることから由来しているそうです。
マーガレットを植えてからしばらく経つと、マーガレットの根本が木のように固くなります。その様子が「木」を連想することから、ふたつの意味を合わせて「木春菊」と呼ばれるようになったそうです。
マーガレットの花は、風水においては、楽しい恋愛と美しさをもたらしてくれる力もあるといわれています。恋の出会いを求めている人におすすめです。恋愛運アップに南東がよく、寝室などに飾るとさらに効果的です。
マーガレットの切り花として出回っているのは、ほぼ国産品種です。冬から出回る鉢植え用の品種は、花色は豊富にあります。
マーガレットは咲き方も多様ですが、多くの品種は、花弁が重なり合わない「一重咲き」です。ほかには花びらが重なる「八重咲き」や花弁が筒状になる「丁字咲き」、花びらが丸く集まる「ポンポン咲き」などがあります。
今では品種改良が進んでいて、ラベンダーのような香りがあるものや、成長に伴い色が変化するもの、コンパクトにまとまるものなど、さまざまな品種が出回っています。
マーガレットは、フランス王妃出会ったマリーアントワネットも愛した花であり、マリー・アントワネットが住む宮殿の庭にも植えられていたそうです。
明るく元気に咲き誇るマーガレットに心を癒していたのかもしれませんね。
愛の告白をするとき、結婚式、母の日、受験生の応援など、大切な人へ是非マーガレットを贈ってみてくださいね。
GreenSnap編集部