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ガーベラといえば、太い茎の先にカラフルな花を1輪咲かせ、1輪で贈っても存在感のある花ですよね。そんなガーベラはピンクやオレンジ、黄色、白、赤など花色もサイズも豊富で、さらに咲き方にも一重咲きや八重咲、半八重咲き、スパイラル咲きと、さまざまあります。
ここでは、そんなガーベラの花言葉を色別にご紹介するほか、花の種類や贈り方などについてもふれていきます。
ガーベラ全体では、「神秘」「光に満ちた」「希望」「前進」といったポジティブな花言葉を持ちます。プレゼントとしても喜ばれます。
ピンクやオレンジ、黄色、白、赤などさまざまな花色をもつガーベラですが、色によって意味合いの異なる花言葉がついていることもあります。次に、ガーベラの花言葉を色別にご紹介していきます。
ピンクのガーベラには、「崇高な愛」「思いやり」「感謝」といった、女性に贈りたくなるような優しいイメージの花言葉があるといわれています。
赤いガーベラには、「神秘」「燃える神秘の愛」「前向き」「限りなき挑戦」といった、情熱的なイメージの花言葉があるといわれています。
オレンジのガーベラには、「神秘」「冒険心」「我慢強さ」といった、新しい門出に贈るのにふさわしい花言葉がつけられています。
黄色のガーベラには、「究極美」「究極愛」「親しみやすい」「やさしさ」といった花言葉があるといわれています。
白のガーベラには、「希望」「律儀」「純潔」といった花言葉があるといわれています。
青いガーベラは自然には存在しません。人工的につくられたものになりますが、青いガーベラには「神秘」という花言葉がつけられています。
ガーベラの花言葉には、特に怖い意味は存在していません。
ガーベラは品種によって、高さ20センチから50センチほどのものがあり、花径も3センチほどの小さなミニガーベラから10センチほどの大輪の花を咲かせるものまであります。
ガーベラは、日当たりの良い環境を好むため、日当たりが悪いと花が咲きません。日本では全国各地で栽培されています。
ガーベラは主に春と秋の季節に見頃を迎えます。切り花としては通年でまわりますが、鉢植えや地植えで育てているガーベラはとくにこの季節によく咲きます。
夏の間も咲きますが、ガーベラの栽培適温は10〜20°なので、暑すぎると萎れてしまいます。
ガーベラはキク科の植物なので、芯の周りにびっしりと花びらが生えているものが多く、主に大輪や中輪のタイプがあります。とにかく花色や花姿がたっくさんあるのが特徴です。
花びらの形状もさまざまで、極度に短いものから細長く湾曲しているものまで色々あります。花びらが反り返っているものはスカートなどに例えられて、品種の名前がつくこともあります。
細長く針のような咲き方をしているものはスパイダー咲きと呼ばれ、凛とした雰囲気が漂います。
ガーベラの茎はほかの植物と比べ少し太めで細かく産毛のような毛が生えています。葉っぱは幅広で根本から横へ横へと広がっていきます。
花束で目にする形状は葉っぱがなく、茎と花だけの状態なので、鉢植えで成長している姿は花束の時と違って逞しい印象もあります。
また、ガーベラにはたくさんの園芸品種がありますが、大きく次の3つの種類に分けることができます。
切り花に向いているのは、太い茎に1輪の大きな花を咲かせる、高さ30~40センチ前後の高性種のガーベラです。
鉢植えには、小形種のガーベラが向いています。「ミニガーベラ」として店頭に並ぶことも多いです。
庭で育てられるということは、ある程度強い品種でなければいけません。耐寒性があり病害虫にも強く品種改良されたガルビネアや、雨の多い日本でも庭植えできる、原種系のスーパークリムソンなどがガーデンガーベラとして出回っています。
大輪のレモンイエローのエンジョイというガーベラの品種は、白でもなく黄色でもない絶妙なカラーで爽やかな印象があります。
ブラックジャックというダークレッドのガーベラは、真っ赤でもなく上品な赤色なのでどこか気品と怪しさのある品種です。
ガーベラの中でも変わった形のマリモは、緑色のガーベラでマリモのようにまん丸でコロンと可愛らしい見た目をしています。花束の中のアクセントや、マリモだけでつくった花束も個性的で素敵です。
品種の名前でパスタという名前がついたガーベラは、花びらが細長くカールのついたものが多く、ふさふさとした印象が可愛らしいです。
ダーリンというガーベラの品種は薄ピンクで夏場でも花の持ちが良く、芯が黄色なのでやわらかい印象です。八重咲きの中心と外側で色の違うものや花びら一つ一つが綺麗なグラデーションになっているものもあり、育種によってさまざまな品種が誕生しています。
ガーベラは咲き方や花びらの形、色のバリエーションが豊富なので、ガーベラだけで花束や生花、フラワーアレンジメントをすることも可能です。
ガーベラを切り花で収穫した際は水につけます。水の深さは、3センチ程を目安にしてください。それ以上深いと水を吸いすぎて腐ってしまう可能性もあります。
切り口は真っ直ぐにカットしましょう。斜めにカットしたり、千切ったあとの状態にしておくと、水の吸い込みが悪く、花に水と栄養素が届かなくなってしまいます。綺麗にカットした状態で水を清潔に保てば、切り花も長持ちしましょう。
ガーベラの切り花は涼しい場所で保管すると長持ちします。10度から15度の涼しく風通しの良い場所に置いておくと良いでしょう。花屋さんでのショーケースに入れられているお花も、低めの温度で保たれているので、長持ちしています。
花瓶に生ける場合は、延命剤を花瓶の底に入れておくと長持ちするので、100円均一ショップ等でも手に入りやすいので一度探してみてください。
ガーベラは主に花を用いられることが多く、お祝い事やちょっとしたプレゼントにもガーベラの花束は最適です。色もどんどん新色が増え青色のガーベラやレインボーのものも開発されているので、話の話題にはとても良いのではないでしょうか。
母の日にはカーネーション以外にピンクのガーベラをプレゼントしても良いですね。また、ピンクのガーベラは日本での花言葉は恋愛にちなんだものですが、海外では感謝の意味もあるので、日頃の感謝を伝えるにはぴったりのお花といえます。
少し手間は掛かりますが、鮮やかな発色のガーベラをドライさせて色の変化を楽しむことができ、普段咲いている姿をはまた違った姿を発見することができます。
また、色が鮮やかなのでポプリの彩りとしても活用することができます。香りは微かなので主役級の香りではないので、ポプリとして利用する場合は、ほかの花と乾燥させて混ぜましょう。ガーベラの花に、別の香りをつけてプレゼントするのもいいですね。
キャプション
Photo by Tenさん@GreenSnap
ガーベラは、なんといってもポジティブな花言葉を持つ花です。先に紹介した色別の花言葉なども参考に、贈る相手やシーンに合わせた花言葉を選んで贈ってみてください。
また、ガーベラはとても種類が多く花色も豊富なので、さまざまな種類のガーベラを組み合わせたアレンジメントを贈るのもおすすめです。
例えば、上品で清楚な雰囲気にまとめるのなら同系統の淡い色のガーベラを集めます。また、元気で軽快な雰囲気にまとめるなら、反対色も使った鮮やかな色を組み合わせてみるとよいでしょう。
ガーベラは人と人の縁を繋ぐとされていて、人並みの幸運を運ぶともいわれています。細長い花びらの形状からそう言われており、花屋さんで迷ったときにはとりあえず選んでおけば主張が激しすぎず万人受けする花です。
人並みの幸せというのも、高望みせず自分に合った安心できる人を見つけたいという人におすすめで、片思いをしている人にも相手が自分に見合ったお互い安心できるパートナーになる場合は距離を縮めてくれる効果もあるといわれています。部屋の東南に飾ると効果があり、部屋の雰囲気を変えるのにも模様替えにもぴったりです。
色ごとにそれぞれの効果や雰囲気も違うので自分に何が必要なのかを考えてみて、自分に合ったガーベラを探して飾ってみましょう。どのガーベラにも良い意味の風水効果があるようなので、好きな色で決めてしまっても良いですね。
ガーベラの花の名前は、発見者の名前からきています。ドイツのゲルバーという植物学者の名前からきており、明治時代の末期から大正時代の初期頃に日本に渡来した際には見た目から花輪や花千本槍と呼ばれていました。
また、4月18日は語呂合わせで「よい花」としてガーベラの日とされています。4月18日になると全国でガーベラの魅力に更に気づいて貰おうとイベントやキャンペーンなどが行われています。
ここでは、すてきな花言葉を添えて贈るのにピッタリなガーベラをご紹介しました。
ガーベラには実にたくさんの種類があり、花色も豊富で、大輪の花を咲かせるものからミニガーベラと呼ばれる小さなものまで、サイズもさまざまですし、一重咲きから八重咲き、スパイラル咲きなど、品種によっていろいろな咲き方をします。
切り花としても鉢植えとしても庭植えとしても人気の花で、なんといってもガーベラはポジティブな花言葉を持つので、どのようなシーンのプレゼントにもぴったりなガーベラがみつかります。
ぜひこの記事を参考にしていただき、大切な人へすてきな花言葉を持つガーベラを贈ってみてはいかがでしょうか。
GreenSnap編集部