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ムラサキカタバミの育て方|花の特徴や開花時期は?花言葉の意味は?

  • カタバミ科
  • カタバミ属

ムラサキカタバミは南アメリカを原産とする、カタバミ科カタバミ属の多年草です。
気品を感じさせる淡い紫色の花をつけることから、江戸時代末期に観賞用として日本に持ち込まれました。やがて繁殖力に優れたムラサキカタバミは拡大を続け、要注意外来生物に指定されています。現在100種類ほどの園芸種が存在し、簡単に生長させられるとして人気を集めている植物です。
今回はムラサキカタバミの育て方をご紹介します。

ムラサキカタバミの育て方:栽培する場所

ムラサキカタバミには日当たりのよい環境が適しています。花つきをよくしたい場合は、1日を通して長く日の当たるような場所に置きましょう。繁殖力に優れたムラサキカタバミは庭植えでの栽培にリスクを伴います。基本的には繁殖を抑制できる鉢植えでの栽培がおすすめです。

ムラサキカタバミの育て方:水やり

ムラサキカタバミには表土が乾いたあとに、たっぷり水やりをしましょう。もともと亜熱帯地域で生息している植物なので過度な乾燥には要注意です。

ムラサキカタバミの育て方:用土

ムラサキカタバミには水はけのよい土が適しています。「赤玉土7:腐葉土3」の割合で混ぜた土、もしくは市販の草花用培養土を使用しましょう。

ムラサキカタバミの育て方:肥料・追肥

基本的にムラサキカタバミには肥料を施す必要はありません。繁殖力に優れたムラサキカタバミは土中の栄養が豊富であればあるほど数を増やして巨大化します。かえって根詰まりなどお手入れのコストがかかりかねません。

ムラサキカタバミの育て方:植え付け時期と方法

ムラサキカタバミの植え付け適期は春植え品種で3〜4月、秋植え品種で8〜9月です。

  1. 用意した鉢に、鉢底ネットと鉢底石(軽石)を敷く
  2. 鉢の縁から2〜5cm下の高さまで土を入れる
  3. 楕円形の球根の場合、土の表面から1cmの深さに球根を横にした状態で植える
  4. しずく形の球根の場合、土の表面から1〜2cmの深さに細い方を上に向けた状態で植える
  5. 土が乾燥しないように水やりしつつ管理する

ムラサキカタバミの育て方:植え替え

ムラサキカタバミは繁殖力に優れているため、2〜3年に1度植え替える必要があります。春植え品種であれば3〜4月、秋植え品種であれば8〜9月に古い土と根を取り除いた上で、新しい土を入れた一回り大きい鉢に植え替えましょう。

ムラサキカタバミの育て方:種まきによる増やし方

ムラサキカタバミはこぼれ種で自然と増えていく植物です。種の入った熟す前の実を取り除いたり、間引いたりして個体数を調節しましょう。

ムラサキカタバミの育て方:注意する病気や害虫

ムラサキカタバミは病害虫に強いものの、まれにアブラムシの被害を受けることがあります。アブラムシは葉裏から植物の汁を吸うことで病気を媒介するおそれがあるので、発見次第すぐに駆除してください。

ムラサキカタバミの育て方:どんな花を咲かせる?

ムラサキカタバミは6〜7月(春植え品種)、10〜11月(秋植え品種)にかけて、1〜2cmほどの小さな花を咲かせます。淡い色合いの5弁花で葉もハート型になることから、全体的にかわいらしい印象を受ける植物です。カラーバリエーションもさまざまで、紫色はもちろん白色や黄色といった花も存在します。

ムラサキカタバミの花言葉

ムラサキカタバミの花言葉は、「輝く心」「喜び」です。
原産地から欧米に持ち込まれたムラサキカタバミの花言葉には、欧米の宗教文化が色濃く反映されています。

ムラサキカタバミの育て方はとても簡単

地植えではなく鉢植えで育てる限り、ムラサキカタバミは簡単に育てられる植物です。維持管理に気を遣わなくてもかわいらしい花が咲いてくれるので、お手軽に園芸をしたい方にはうってつけですね。

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ムラサキカタバミの基本情報

ジャンル
草花
形態
多年草
学名
Oxalis corymbosa
別名
原産地
南アメリカ

ムラサキカタバミの性質

栽培難易度
易しい
耐寒性
強い
耐暑性
弱い
耐陰性

時期

植え付け・植え替え
3月 、4月、8月、9月

花の種類

バラの画像

バラ

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チューリップ

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サクラ

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