warning
error
success
information
さまざまな姿形が可愛らしい多肉植物ですが、種類ごとに育て方も異なります。
夏型、冬型、秋春型などのタイプ別に育てる必要性があるのです。
けれども、今回はそれらほぼ全てのタイプの多肉植物に共通した育て方のポイントを簡単にご紹介します。
観葉植物として日本でもよく見られるようになっている多肉植物ですが、ほぼ全て砂漠や海岸のような乾燥地帯原産です。
これら地域での極度の乾燥にも耐えうるように、水を大量に貯蓄できるように発達した重組織をもつ茎や葉が肉厚なのが特徴となっています。
したがって、基本的には、割合乾燥には強いものが揃っています。
よく知られている種類としては、サボテン科やアロエ科などが挙げられるでしょう。
多肉植物は乾燥には強く丈夫なものがほとんどですが、一定時間以上の日照時間を必要とします。
種によっては直射日光を受けると萎びる場合もありますが、時期を捉えて、出来る限り長時間光に当てると成長します。
また冬場は屋外では凍ってしまうと心配な場合もあるかと思いますが、屋内でばかり育ててしまうと軟弱な株に育ちます。
冬でも日中が氷点下以下でない日には、たまにでいいので屋外で日光浴をさせましょう。
水を大量に貯蓄する性質を持つ多肉植物は、基本的に水を与えすぎてはいけません。
むしろほぼ全ての種が断水を行う必要のある時期があるほどです。
猛暑の日に水を与えると、水分が高温になって根を傷める場合もあるため要注意です。
なお日本の夏・冬での水やりをする場合には、底面給水を心がけてください。
葉に直接かけてしまうと、葉が萎びるか焼けるかしてしまいます。
今回はほぼ全ての多肉植物の育成に共通する必要条件について簡単にご紹介しました。
もし今から多肉植物を育てようとお考えの方は、是非種類ごとの育て方も参照のうえで成長を見守って上げてください。
※トップ画像はPhoto by SEISHINさん@GreenSnap
takenaka