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大きくなりすぎてしまった多肉植物をカットして、子株を増やす。
これも多肉植物のひとつの楽しみ方です。
今回は、多肉植物のカットの仕方や増やし方、注意点などをご紹介していきます。
多肉植物を増やすためにカットしたい方は、その時期も大切なんです。
多肉植物には種類によって、夏型・冬型・春秋型といった系統があり、その系統によって生育のサイクルが異なります。
元気に増やすためには、生育期の少し前か、休眠から目覚める時期がベストなタイミングになります。
このタイミングをうまくつかんでカットすることが、多肉植物を増やすコツとなります。
種類によって生育期が異なるため、それぞれのベストタイミングはありますが、多肉植物は統一して湿気が得意ではありません。
なので、梅雨の時期や真夏はどの種類でも避けた方がいいでしょう。
茎の部分をカットして増やす方法を、挿し木と言います。
伸びすぎた親株から子株をカットします。
カットした子株のほうは、根元に葉っぱがあると植える時に邪魔になるので葉を間引きます。
子株はすぐに植えず、サイズの合ったグラスや瓶に挿して切り口を乾かします。
この時、寝かして放置してしまうと茎が曲がってしまうため、まっすぐになるよう必ず何かに挿しましょう。
水やりはしてはいけません。
そして数日乾燥させると切り口から根っこが出てきます。
無事に発根したら、霧吹きなどで水をあげ、根っこがだいぶ生えてきたら植えてあげましょう。
触ったら取れてしまった葉、勝手に落ちてしまった葉、または間引きで取った葉から、根っこが出ることもあります。
(付け根が潰れたり塞がってしまっているものは出ないことがあります)
方法は簡単で、取れた葉っぱを乾いた土の上に置くだけ!
水やりは必要ありません!
直射日光を避け、日当たりの良い場所に置いておきます。
根が出てきたら、少しだけそっと土をかぶせてあげ、霧吹きなどで水をあげます。
今回は多肉植物のカットについてご紹介しました。
見栄えのためにカットをするだけでなく、カットついでに簡単に増やせる多肉植物の魅力が伝われば幸いです。
ELLY