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ペパーミントはハーブのなかでも強い香りを持ち、栽培しやすい植物です。葉のグリーンもきれいですよね。このページでは、ペパーミントの育て方の基本をご紹介しています。
ペパーミントとはどんな植物なのか、育てる場所や水やり、用土から花言葉までまとめましたので、これからペパーミントを育てたい方はぜひご参照ください。
ペパーミントはシソ科ハッカ属の植物でヨーロッパを原産とするハーブの一種です。生長すると60センチから1メートルほどになります。
古くから薬草や薬味として使用されてきました。メンソール含有量は50%から60%とされていて、スースーと爽快感が楽しめるハーブです。
ペパーミントは繁殖力がとても強いため、植える場所には注意をする必要があります。
ペパーミントを育てる場所は、風通しのよい半日陰の場所をおすすめします。ただし、暗い日陰では、葉の色やペパーミント特有の香りが落ちますので、ある程度の光が当たる場所を選んでください。
日当たりが良い場所に植えると葉が焼けて枯れる可能性もありますので、ご注意ください。
ペパーミントの用土は、水持ちがよく、水はけもよいものをおすすめします。地植え、鉢植えでも育てることができます。
鉢植えの場合は、市販のハーブ用の培養土がよいでしょう。用土を自作する場合は、赤玉土、腐葉土、バーミキュライトを5:3:2の割合で混ぜて作ってください。
地植えの場合は、腐葉土、堆肥をあらかじめ混ぜて土を作っておくとよいでしょう。
ペパーミントは乾燥に気をつけて栽培してください。土が乾燥するとペパーミントの株が弱りますのでご注意ください。土にやや湿り気がある程度に水やりを欠かさないようにしましょう。
ペパーミントは生命力がとても強い植物でよく繁殖します。肥料を与えなくても問題なく育つ植物です。
ペパーミントの植え付けは3月から6月、9月から11月です。真夏、真冬など、極端に気温が高い時期と低い時期を除けば植え付けができます。
ペパーミントは夏の高温期の前には剪定をして通気性をよくしてください。傷んでいる枝や不要な枝がある場合はそちらもカットしてください。
よく生長する植物なので、鉢植えで育てている場合は、植え替えをしてください。そのままにしておくとペパーミントが根詰まりをする可能性がありますので、ご注意ください。ある程度ペパーミントが成長したらひとまわり大きな鉢に植え替えをします。
ペパーミントの増やし方は株分け、挿し木です。増やす時期は4月から5月、9月がおすすめです。
株分けは植え替えのタイミングに行いましょう。鉢植えから取り出して、不要な土を落とします。根から2つにペパーミントを分けて、別の場所に植え付けましょう。
ペパーミントの挿し木は剪定で出た健康な枝を使うのがおすすめです。10センチほどの枝を清潔な土に植えて、根が安定するまで水やりをしながら管理してください。
ペパーミントは挿し木でも増やしやすいです。念のため、挿し穂を複数使用して増やすと効率よく増やすことができます。
ペパーミントの収穫は、5月下旬から9月とされていますが、葉が茂ったら収穫が可能でほぼ通年収穫できると言っても問題ありません。
ペパーミントの育て方で注意する害虫・病気はとくにありません。
ペパーミントのスースーとしたメンソールの香りは虫が嫌う香りなので、ほぼ虫の心配をする必要はありません。
梅雨や真夏の前に剪定をして通気性をよくしておくことで病気の心配もありません。
ペパーミントの花言葉は、「永遠の爽快」、「心のあたたかさ」、「真心」、「美徳」です。
ペパーミントはとても育てやすいハーブで、生命力も強く傷むことはあまりありません。ただし土の乾燥には注意しましょう。ペパーミントほぼ通年収穫ができますので、お庭に迎えてミントティーなどにしてみませんか。
GreenSnap編集部