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ペチュニアは種から栽培することができます。ペチュニアの種は大量に採取できるので、たくさん植えることで成功率もアップします。
このページではペチュニアの種まきについて解説しています。種の採取時期や、種まきの時期、種の保管方法、種まき方法についてまとめました。これからペチュニアを栽培したい方、種から育てたい方はぜひご参照ください。
ペチュニアは花期が終わり、花がしおれてきた頃にサヤができるため、そのときにサヤから種を採取します。個体差や品種によっても違いがありますが、サヤのなかにはだいたい100粒以上の種があり、1つ1つの種はとても小さく1mm以下です。
サヤが大きく開いているとそこから小さな種がパラパラと落ちてしまうため、サヤが完全に開く前に採取するのがおすすめです。花が終わった時期からこまめに観察をして種の採取時期を見計らってください。
ペチュニアの種類によって花期が異なるため種を採取する時期も違ってきますが、だいたい種の採取時期は秋に花が終わったあとと覚えておくとよいでしょう。
ペチュニアの発芽適温は25前後です。4月から5月に種まきをすると、だいたい6月から7月に開花するでしょう。
3月にペチュニアの種まきをすると、6月上旬には開花します。早めに咲かせたい場合は、3月に種まきをしてください。
ペチュニアの種はまいてから一週間から10日で発芽します。ペチュニアの種同士がなるべく重ならないように均等にまきましょう。コツは円を描くようにしてまくことです。
ペチュニアの種は光を感じて発芽をするため、土をかぶせると発芽しなくなってしまうので注意しましょう。
大量に水をかけると小さなペチュニアの種が流れてしまうので、気をつけましょう。水やりは霧吹きでスプレーするだけで十分です。本葉が出たらプランターなどに移します。
またペチュニアの種はとても小さいため、指でつまむとつぶれて傷みます。種をまく際は紙に乗せて、流すように種をまきましょう。
種は休眠している場合もあります。あらかじめ水につけておくと休眠から覚めるため水で処理をしてください。
3月にペチュニアの種まきをすると、まだ発芽するには気温が低いため、発芽するまではビニールを常にかぶせておくことをおすすめします。
ペチュニアの発芽後は、直射日光が当たらない明るい場所で栽培をしてください。直射日光はまだ強すぎるため傷むことがあります。
発芽をすると葉が重なってくるため間引きをしてください。間引きとは不要な芽を摘むことです。ペチュニアの葉が重ならない程度の感覚になるように引き抜きます。
種まきをしてだいたい1ヶ月が経つと本葉が2枚か3枚になります。この頃にペチュニアを移植をしてください。
ペチュニアの種を採取したら、そのまま放置せずに保存が必要です。ペチュニアに限らず、一般的に植物の種は湿気や乾燥、光を避けて保管することが重要です。
自宅内であれば冷蔵庫の保管がよいでしょう。野菜室や冷凍庫は種の保管には向きません。
冷蔵庫に入れない場合は、ノリの缶などに種を入れてしっかりとフタをして湿気や光から種を守ります。缶がない場合は、新聞紙にペチュニアの種をくるんで暗い場所に保管するのもおすすめです。
ペチュニアの種は発芽しなければずっと保管が可能だと思われるかもしれません。しかし実際はペチュニアに限らずどんな種にも寿命があります。なるべく採取したら翌年の春に種まきをしてください。
2年以上保管した種は発芽しない可能性があるため、種を採取をしたら早めにまくことをおすすめします。
ペチュニアは苗で売られていることもありますが、種から栽培するとより愛着がわきます。すでに自宅でペチュニアを栽培している方はその種を採取して新たな場所でペチュニアを栽培してみませんか。
ペチュニアを種から育てる場合は、小さな二葉が本葉になって美しい花を咲かせるまで観察ができます。植物の生長をよく感じられておすすめですよ。
GreenSnap編集部