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ピンクルビーの育て方|”恥ずかしがる”多肉とは?葉挿しの時期やコツは?

  • ベンケイソウ科

ピンクルビーはアメリカを原産とする、ベンケイソウ科グラプトベリア属の多肉植物です。
『Bashful (恥ずかしげにはにかむ)』という英名が示す通り、薄く頬を染めたような紅葉を見せます。はっきりとした濃淡こそもたないものの、透明感のある絶妙な色合いから日本でも人気を呼んでいる多肉植物です。
今回はピンクルビーの育て方についてご紹介します。

ピンクルビーの育て方:栽培する場所


ピンクルビーは多湿にならない風通しと日当たりのよい場所を好む多肉植物です。十分な日光を浴びせつつ、雨の当たらない場所にて管理します。
多肉植物のなかでも比較的高い耐寒性、耐暑性を誇るピンクルビーは屋外栽培も十分可能です。しかし強力な日光が照りつける夏場や、霜があたってしまうような厳しい寒さの冬は、屋内の明るい半日陰で栽培することをおすすめします。

ピンクルビーの育て方:水やり

ピンクルビーへの水やりは季節によって最適な量とタイミングが異なります。

  • 生育期(春・秋)のピンクルビー:表土が乾いてから7〜10日後にたっぷりと水やりします。休眠期の近づきとともに備え、徐々に水やり頻度を減らしていきましょう。
  • 休眠期(真夏・真冬)のピンクルビー:2〜3週間に1回、鉢底から水がこぼれ落ちない程度の軽い水やりに留めます。土がやや乾燥気味になるような水やりをしましょう。

ピンクルビーの育て方:用土


ピンクルビーには水はけのよい土が適しています。「赤玉土小粒4:鹿沼土小粒3:腐葉土2:軽石1」の割合で混ぜた配合土を用意してください。市販の多肉植物用培養土でも構いませんが、水はけ未改良のためため水やり回数を減らして根腐れを防ぎます。

ピンクルビーの育て方:肥料・追肥

ピンクルビーには植え付けの際に元肥として緩効性化成肥料をひとつまみ施します。より葉つきのよいピンクルビーに仕上げたい場合は、生育期の間に追肥として月1回、規定量の2〜3倍に薄めた液肥をあたえてください。

ピンクルビーの育て方:植え付け・植え替え


淡雪の植え付け・植え替え適期は4〜5月、9〜10月です。株の生長とともに発生しやすくなる根詰まりを予防するため、2〜3年に1回植え替えを推奨します。

  1. 植え付け1週間前から水やりを控え、土を乾燥させる
  2. 株より一回り大きな鉢を用意する
  3. 鉢底ネットを敷いた鉢に、鉢底石を入れる
  4. 容器の1/3〜2/3の高さまで用土を入れる
  5. 根鉢から株をゆっくり取り出して、古い土を1/3程度落とす
  6. 根を広げるようにして植え付け、残りの土で隙間を埋める
  7. 水をあたえず半日陰で1週間ほど管理したあと、水やりして土着させる

ピンクルビーの育て方:増やし方


ピンクルビーは4〜6月、9〜10月に葉挿しや株分けで増やします。

葉挿し

  1. 親株の葉を付け根から優しくもぎとる
  2. 中粒の赤玉土を入れた浅底の鉢を用意する
  3. 切り口がわずかに土に触れるようにして葉を平置きする
  4. 発根するまでは水やりをせず、明るい半日陰で管理する
  5. 約1〜2ヶ月で発根する

株分け

淡雪は子株を次々と増やすため、混み合ってきた場合は株分けをします。

  1. 株を根鉢ごとゆっくり抜き取る
  2. 根元を優しく揉みほぐして、1つの株あたりに2〜3個に株分けする
  3. 分けた株を植え付けと同じ手順で植え付ける

ピンクルビーの育て方:注意する病気

ピンクルビーはアブラムシやカイガラムシの被害を受けやすい植物です。アブラムシとカイガラムシは暖かい時期に発生しやすく、葉から養分を吸収して株の生育を阻害してしまいます。発見したら牛乳スプレーや薬剤を散布するか、歯ブラシでこすり落として駆除しましょう。

ピンクルビーの育て方をマスターしよう


ピンクルビーは耐寒性、耐暑性ともに比較的高い強健な性質をもつ多肉植物です。多肉初心者に対しての敷居が低いので、誰でも簡単にピンクルビーの美しい紅葉を楽しめますよ。

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ピンクルビーの基本情報

ジャンル
多肉植物
形態
多年草
学名
Graptoveria ‘Bashful’
別名
原産地
アメリカ

ピンクルビーの性質

栽培難易度
やや易しい
耐寒性
やや強い
耐暑性
やや強い
耐陰性
あり

時期

植え付け・植え替え
4月 、5月、9月、10月
肥料
4月 、5月、9月、10月

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