warning
error
success
information
トマトは日当たりさえよければ、ベランダでも育てることが可能です。集合住宅でも育てられますので、チャレンジしてみませんか。このページでは、トマトのベランダ菜園についてまとめています。
プランターで育てるコツや、置き場所について解説していますので、トマトを食べるのが好きな方はぜひご参照ください。
トマトとは、ナス科ナス属の植物でスーパーにも必ずと売られている有名な野菜です。
種から栽培したい場合は、3月から5月中旬くらいに種まきをします。初心者であれば苗からの栽培がおすすめで、苗の植え付けは2月から5月、収穫は7月から9月です。
夏の暑い時期に収穫できるため、夏野菜として知られています。
トマトの栽培難易度は中級程度です。放置しておいて勝手に育つ植物ではなく、病気や害虫の被害に遭う可能性もあります。
トマトはプランターでも栽培ができるため、ベランダ菜園でも育てることが可能です。
ベランダ菜園でトマトを育てるコツは、育てる場所です。
風通しが悪い、湿っている場所では病害虫の被害に遭いやすい、日照不足では実がなりづらいので注意が必要です。
さらに、株が育ってくると、わき芽が次々と出てきます。このわき芽は指などで摘み取らないと、実がなるための栄養をすべて吸収し、枝や葉だけが立派で、肝心な実がならなくなってしまうので注意しましょう。
トマトは1本立てで育ててください。さらに、花が咲いてもすぐに落ちてしまったり、実がならない場合は、トマトを支える支柱を軽く叩いたり、ゆすったりするのがおすすめです。
トマトも株全体が揺れることで花粉出てきて、人工授粉できます。
ほかにも、トマトは雨に濡れるのを嫌います。絶対ではありませんが、水やりの際にはできるだけ葉や茎に水がかからないようにあげるとよいでしょう。
ベランダ菜園でトマトを育てる場合は、日当たりに注意してください。トマトは日当たりのよい場所が大好きで、たっぷりと日差しを当てる必要があります。おいしい果実のためにも日当たりは必要不可欠です。
午後になると日陰になる場所は不向きです。時間によって日当たりが変わる場所にはご注意ください。近くに日陰になるものを置いている場合は、配置を変えてトマトに日差しが当たるよう工夫をしましょう。
トマトは風通しのよい場所を好みます。ベランダ菜園の場合は、室外機の近くや、隣の部屋とのパーテーションの近くを避けましょう。室外機からでる風に当たらないように、すだれを使用して対応することもおすすめします。
鉢底石を入れると、通気性もよくなりますのでおすすめです。底が見えなくなるくらいたっぷりと敷いてください。
ベランダの床に直接トマトを置くと、照り返しで高温になる可能性があります。プランターの下にすのこを敷いてから置くとよいでしょう。
ベランダ菜園でトマトを育てる場合に必要なものは次のものです。
トマトは気温が高くなるとよく生長します。枝がどんどん伸びるので、支柱を使用してください。トマト用の支柱としてらせん状のものが売られていますので、こちらを選ぶのがおすすめです。
プランターは深いものをおすすめします。深さが30センチ以上あるものがよいでしょう。深さのあるプランターがトマト栽培に向いている理由は、トマトはよく根を張る植物だからです。
畑で育てる場合は、土のなかで根が2メートルも伸びるのですよ。このように、トマトはしっかりと根が伸びますので、深いプランターを使用してください。
目安として、丸型であれば直径30センチ、深さ30センチ以上のプランター、長方形であれば幅25センチから30センチ、深さ30センチ以上をおすすめします。
深いと安定感もあるため、上に伸びていっても倒れにくくなります。深い分、土の量も増えますので、その分だけ栄養も豊富ということになります。水持ちもよくなりますので、しっかりとしたプランターを選んでください。
トマトのベランダ菜園は、春が植え付けの時期で、夏ごろに収穫ができますよ。種からの栽培は難しいので、初めての方は苗を購入してプランターに植え付けるのがおすすめです。
ベランダでトマトを育てる場合は、鳥害対策も必要となります。鳥害対策の代表としてはネットを張ることです。トマトを食べに鳥が次々にやってきて、糞の被害に遭うこともあり得ます。隣の部屋に迷惑をかけないためにもしっかりと対策しましょう。
また、害虫対策も必要です。1階や2階など地面に近いベランダの場合は、害虫が侵入することもあります。増えてしまうと近所迷惑にもなりますので、虫が嫌うハーブ(ミントなど)と一緒に育てるとよいですよ。
トマトは畑で育てるイメージが強いかと思いますが、お庭やベランダ菜園でも栽培が可能です。深めのプランターと支柱があれば育てることができ、夏には美味しい果実が収穫可能です。
集合住宅の方もぜひ自分で育ててみませんか。
GreenSnap編集部