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ぷくぷくとした葉が特徴的な多肉植物のなかでもセダムは人気がありますよね。このページではセダムとはどんな植物か、その特徴をご紹介しています。
紅葉するものなどおすすめの種類を記載していますので、ぜひ参照してみてくださいね。
セダムはベンケイソウ科に属する植物です。セダム(sedum)の由来は、ラテン語からきていて、「sedre」という単語が関係しています。sedreとは「座る」とうい意味。
セダムは岩や石、壁などに着生する特徴があります。それが「座る」イメージに繋がりました。さらに、セダムは背丈が低いものの、生長が早いことから横にどんどん広がります。この姿が「座る」ように見えたのでしょう。ちなみに背丈は種類によっても異なりますが、3センチほどのものもあれば50センチまで生長するものもあります。
学名のsedumをそのまま読んでセダムと呼ばれていますが、日本名では「万年草」とつけられています。園芸店はセダムとして売られることが多いです。英語名はstone crop。
セダムは種類が豊富で、日本には30種類以上あるとされています。多肉植物であるセダムはあまりお花のイメージが持たれないかもしれませんが、もちろん花も咲きます。種類によって花期は異なりますが、一般的にセダムは初夏に花を咲かせます。
セダムは見た目や葉の色や形など種類によって特徴が異なります。それぞれ特徴が異なりますが、多肉植物なので、ぷくぷくした見た目が最大の特徴といえるでしょう。
まさに「座る」ようにして、地面から高さ5センチほどの位置で這うようにして広がっていくものや、茎を立ち上がらせるセダムもあります。
セダムは初夏に花を咲かせますが、色は黄色や白が多いです。しかし、種類によって花色のバリエーションもあり、赤、紫、ピンクの花を咲かせるセダムも存在します。秋になると赤くなって紅葉するセダムもあります。
セダムの中でもとくに人気のある種類を紹介していきます。
素敵な名前が付けられているこちらの「月の王子」は「黄麗」という別名も持ちます。葉が淡い黄色をしていて珍しく美しいセダムです。いろどりが良いことから寄せ植えとしても人気があり、差し色にもなります。
夏の暑さや冬の寒さにも強い植物で育てやすく、葉の先端は細く尖っていて、形が美しいです。葉は黄色がメインですが、緑や茶色のグラデーションが入ります。
ネックレスのように伸びる特徴があるグリーンネックレスは垂れ下がる特徴があります。ハンギングにも使いやすい植物です。
丸い葉はコロコロしていてかわいらしく、他のセダムと比較をして、寒さに弱い特徴があるので、屋外で育てる場合は霜が当たらないように注意をしてください。
セダムのなかには、紅葉を楽しめるものもありますので、ご紹介していきます。
虹の玉は代表的なセダムの1つです。ぷくぷくとした葉がかわいらしく、多肉植物を扱う園芸店ではよく見られます。秋になると葉の色が変わり、個体や環境によって紅葉時のグラデーションが異なります。真っ赤になるものや先端だけ赤く染まるものなど、季節ごとの姿を見せてくれる魅力があります。
小さなコロコロとした葉が集まった見ためをしているのがステフコです。秋になると淡いピンク色がだんだんと濃くなり最終的には紫色にまで変化をします。ステフコは暑さや寒さには弱く休眠します。大きく生長しないため初心者の方でも育てやすい種類です。
多肉植物というとぷくぷくとした葉が特徴的です。しかし、薄化粧の葉は薄く一見多肉植物っぽく見えません。。ロゼット状につく葉は美しく、まるで緑色をしたバラのようです。
ミセバヤの葉もぷくぷくとしていないので多肉植物には見えませんが、、ベンケイソウ科の植物です。その美しさから「見せたい」という意味を持つ「ミセバヤ」という名前が付けられました。
下垂して生長する特徴があり、紅葉と同時に花が開花します。冬になると葉を落とし、休眠しますが、あたたかくなるとまた生長を始めていきます。
セダムはぷくぷくとした見た目が愛らしく、水やり頻度も少ないことから育てやすいです。見た目だけでなく、紅葉するかどうかでも選んでみてもよいかもしれません。
ぷくぷくとした葉がだんだんと色が変わる姿は見ていて楽しいはずですよ。ぜひ育ててみてくださいね。
GreenSnap編集部