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育てているポトスを増やしてみたいと思ったことはありませんか。挿し木や株分けでポトスは増やすことができます。
このページではポトスの増やし方を紹介していきます。これから増やしたいと思っている方はぜひご参照ください。
ポトスはサトイモ科の植物で、観葉植物として人気があります。一般的には幼葉が鑑賞用とされていますが、実は生長すると大きくなります。
大きなポトスはホテルのロビーによく置かれていて、葉には光沢があり、黄緑色の斑が入るという美しい特徴を持ちます。
観葉植物で葉のイメージが強いですが、花が咲くこともあります。サトイモ科なので花は肉穂花序です。花は同じサトイモ科のアンスリウムに似ていいて、花弁のように見えるものはホウと呼ばれるものです。しかし、ポトスの花は成株にならないと咲かないため、なかなか見ることはできません。
ポトスは自宅で増やすことができます。方法はおもに3つあり「挿し木」、「株分け」、「水挿し」の方法です。具体的なポトスの増やし方を見てみましょう。
まず、挿し木の方法について紹介します。挿し木とは、ポトスの茎をカットして新しい土に挿して増やす方法です。簡単な作業ですが、挿し木用の土と鉢植えなど容器が必要になるので事前に用意してください。
ポトスの挿し木は5月から7月が適切な時期で、遅くても8月までには行いましょう。適切な時期に挿し木をしないと、根が出てこないことや枯れてしまうことがあるので注意しましょう。
１．ポトスの茎を１０センチ前後カットします。
２．カットしたポトスの上の葉を３枚ほど残し、下の葉はすべて取ります。
３．鉢植えに挿し木用の土を入れ、適度な大きさの穴をあけて先ほどカットしたポトスを挿してください。
４．挿し木用の土が乾燥しないように、水やりをします。
５．１０日ほどで新しい根が出始はじめます。
ポトスは挿し木だけでなく、株分けという方法でも増やせます。株分けはポトスを2つ以上に分けて繁殖させる方法です。
株分けの時期は4月から7月でs。株分けはポトスの根から引き抜いて分ける方法のため、負担がかかります。ポトスの生育が良い4月から7月なら株分けしやすいですので、必ず適切な時期を守るようにしてください。
１．ポトスの土を乾燥させます。
株分け前はポトスへの水やりをおさえて土を乾燥させてください。
２．傷んだ葉がある場合はあらかじめ取り除きましょう。
３．根の周りの土をほぐし、取り出しやすいようにしておきます。ほぐれてきたらポトスを鉢から取り出してください。
４．ナイフを使って切れ目を入れて、ポトスの株を２つに分けてください。縦にカットして割るイメージです。
５．根を確認して傷んだ根があれば取り除きましょう。
６．切り分けたポトスの株を新しい鉢植えに移し、たっぷりと水やりをします。土を乾燥させないように注意して、直射日光は避けましょう。
２週間ほどで根が安定してくるので、それまでは乾燥させないように気をつけます。2週間が経過すると通常のポトスとして扱いが可能です。
ポトスの水挿しについてご紹介します。水挿しとは、ポトスをカットして水に挿すことです。1輪挿しのようなイメージで、少ないスペースでもポトスが楽しめます。
ポトスを水挿しで増やす場合は5月から7月に行いましょう。
１．ポトスの茎を１０センチ前後カットします。
２．カットしたポトスを水の入った容器に移します。
３．１０日ほどで根が出てきます。
水挿しは透明な容器に入れれば根の生長がよくわかります。インテリアとしても楽しめるので水耕栽培はおすすめです。
虫が気になる方にも水挿しはおすすめです。透明な容器は１００円ショップでも売られているので探してみてください。
ポトスの形が崩れたときは剪定をしてあげましょう。伸びすぎた葉をカットすることがありますが、処分をするのはもったいないですよね。そんなときも水挿しがおすすめです。
ポトスの増やし方を覚えて、複数の場所でポトスを育ててみませんか。新しい株を購入せずに増やすことができるのでおすすめです。
剪定をしてハサミを入れた茎を処分するのではなく別の場所で増やすのもおすすめです。たくさんポトスが増えていくので楽しいですよ。
GreenSnap編集部
