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栄養や美容効果が高いいちじくは、家庭菜園でも比較的簡単にそだてることができ、自分で栽培したものを収穫して楽しむことができます。
今回は、いちじくの花言葉や種類、特徴を紹介していきます。
イチジクとういう名前の由来には、一ヶ月間実がなっていることや、一日一つずつ実を熟すことから、一熟が転訛してイチジクになったという説と、中国名のインジェクフォがなまって由来したという説と2つあります。
イチジクはユダヤやキリスト教が発祥した、アラビア半島が原産国ですが、ギリシャではギリシャ神話の女神デメテルが、イチジクの栽培方法を伝授したとされ、ギリシャ、ローマやオリエントの地域では、古来から繁栄のシンボルに「知恵の木の実」としてイチジクが栽培されてきました。
旧約聖書にあるアダムとイブが実を食べて知恵がつき、自分たちが裸であることを知って、イチジクの葉で裸を隠したという話は有名です。
またエジプト第12王朝の時代(紀元前2400年から2200年前)には、すでに壁画のレリーフとしてイチジクが彫刻されており、アラビアの遺跡でもすでに栽培されていたとされる痕跡が発見されています。それほど、イチジクの歴史は古く長いものなのです。
イチジクの花は実の中に咲くので、外側から見ることはできません。
果実の先端部分が割れてきた頃が熟したタイミングとなっていて、株の下から上に向かって収穫していきます。収穫の最中に切り口から白い樹液が出て来るので、触るとかぶれてしまうため、素手での収穫はしないほうがいいかもしれません。
イチジクは、一度根づくと毎年収穫が見込めるので、便秘解消にイチジクを栽培している女性も多いのだとか。
桝井ドーフィンという種類は、イチジクの中でも最も栽培されている品種です。
大果なため収量もおおくなっているので、青果店で販売されているものはほとんどがこの品種のイチジクとなっています。
ほかにも蓬莱柿という品種があり、寒さにつよく、収量も多く樹勢も強くなっています。ただし、雨には弱く、雨にあたって実が裂けてしまうこともあります。
ジャムなどにも加工して食べることができるので育ててみてくださいね。
GreenSnap編集部