ナデシコの中でも主に日本に多く自生しているカワラナデシコ。古くから観賞や薬用としても親しまれてきました。秋の七草にも入っているほど日本と親しみのある素敵な花です。

今回は、カワラナデシコの花言葉や由来、特徴を紹介していきます。

カワラナデシコの花言葉

Photo by angelさん@GreenSnap

それぞれ、ピンクのカワラナデシコは「純粋な愛」、赤いカワラナデシコは「純粋で燃えるような愛」、そして白いカワラナデシコには「器用、才能」という花言葉がつけられています。

カワラナデシコの花の基本情報

学名

Dianthus superbus var. longicalycinus

科・属

ナデシコ科・ナデシコ属

原産国

日本、朝鮮半島、中国

別名

大和撫子（ヤマトナデシコ）

常夏（トコナツ）

カワラナデシコの名前の由来

Photo by serendipityrumiさん@GreenSnap

また、ドイツではナデシコ属の花の色が死ぬまで変化しないことから、変わらない友情を表すときの象徴となっています。

カワラナデシコの花の特徴

Photo by 里山行人さん@GreenSnap

花には花弁が5枚ついていて、花弁の先が糸状に裂けた特徴ある形をしています。草丈は30cm～50cmほどで、花の色には赤、ピンク、白などがあります。

花は春から秋にかけて咲き、花が咲いた後にとれる種は、乾燥させてから煎じて飲むと、むくみをとる効果があるといわれて昔から利用されています。

日本と親しみ深いカワラナデシコの花を大切にしよう

Photo by E.T.Jonesさん@GreenSnap

秋の七草の一つとしても有名で、どれも日本の雰囲気を感じさせるものばかりです。それだけ日本と親しみ深いカワラナデシコは現在、絶滅危惧種に指定されている地域もあるようです。もし育てている方は大切にしてあげてくださいね。

カワラナデシコは決して育てることは難しくない植物なので、元気に育ててあげましょう。