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芙蓉は、夏を代表する花木の一つです。暑さにも寒さにも強く排気ガスに強い性質があるので、道路の路肩などの植え込みで良く利用されています。
夏になるとピンク色や白色の大輪の花を咲かせます。花の一つ一つは、朝に咲いて夜にはしぼむ1日花ですが、次々と花を咲かせます。日本では室町時代から鑑賞されていました。晩秋は実ができます。その様子は「枯れ芙蓉」と言われ鑑賞対象になります。
ここでは、芙蓉の代表的な花言葉を中心に、特徴などご紹介します。
芙蓉の全般的な花言葉は「繊細な美」「しとやかな恋人」という意味を持っています。
1日でしぼむ儚さから美しい女性の例えとして使われてきました。また花の美しさから、美しい顔のことを「芙蓉の顔(かんばせ)」と例えられてきました。女性の美を称賛するときにピッタリの植物です。
芙蓉には、色別の花言葉の意味の違いはありません。
ここでは芙蓉の代表的な花言葉をご紹介します。
薄い花びらや、一日花である性質から「繊細な美」というイメージが付いたと思われます。次々に咲くものの、一輪一輪の繊細さは、美しい女性の姿と重なりますよね。
古くから美しい女性を「芙蓉の顔」と表現してきたように、穏やかな色味で咲いている花姿のイメージとぴったりの言葉です。大切なパートナーへプレゼントしたいですね。
芙蓉には、あまり知られていないようですが「変幻」という意味の花言葉あります。
朝花を咲かせ夕方しぼむまでに、少しづつ花色を変化させる品種の特性から、この意味が付いたと言われています。芙蓉自体は全般的には女性の美を意味していますので、恋を惑わす大人の女性にプレゼントするのが良いかもしれません。
[別名]モクフヨウ(木芙蓉)、アメリカフヨウ(草芙蓉)
科・属:アオイ科フヨウ属
性質・分類:花木、庭木、落葉低木樹
原産地:日本、中国、台湾
出回り期:6月~10月(最盛時期は8月)
開花時期:7月~10月(花持ち期間は1日程)
用途:庭木、花壇、公園
朝咲いて夕方にはしぼむ1日花で、7月から10月にかけて毎日次々と花を咲かせる性質があります。直径15cmにもなる、白色やピンク色の大輪の花を咲かせます。排気ガスに強いので道路の植え込みでもよく利用されています。初心者でも育てやすい植物です。
芙蓉にはいくつか種類があります。八重咲きで朝から少しずつ花の色を変えていく酔芙蓉や、米国アラバマ州を原産とするアメリカフヨウなどがあります。
ここでは、芙蓉の代表的な種類をご紹介します。
芙蓉の突然変異種で、八重咲きの花が咲きます。1日の中で、白い花が濃いピンクへと変色します。その様子が、酔っ払っていく様子に似ていることが由来しています。
北アメリカ原産の草花で、樹木ではないことから「草芙蓉(クサフヨウ)」と呼ばれることもあります。草丈は50~160cmと高く、花は10~30cmほどの巨大な花を咲かせることが特徴です。
南米原産の品種です。草丈50~200cmと低く、「ミニフヨウ」とも呼ばれることもあります。白い花びらと、黒紫色の中心の色が、存在感があります。
芙蓉は夏に花を咲かせ、庭を彩ってくれる植物です。樹木ですので、プレゼントするにはスペースのある人と限定的になってしまうかもしれません。一輪挿しのアレンジをしたり、少し工夫する必要がありますが、女性の美を称えることを目的に、是非大切な女性へプレゼントしてみませんか?
GreenSnap編集部