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こんにちは。ライターのariです。
ゴールデンウィークに楽しめる花といえば、藤の花!
ちょうど連休の頃に見頃を迎えるスポットも多いですね。
紫の優美な色合いと、
長く垂れ下がる花房にうっとりしてしまいます。
そこで今回は、藤の花についてご紹介します。
藤の花は、ぶどうのように花房が垂れ下がるつる性の落葉高木。
古く万葉の時代から、日本人にはなじみのある植物で、
古典や絵画にも多く描かれています。
4月下旬から5月に見頃を迎え、
公園や庭園、お寺などの藤棚では、
見事な藤の花を鑑賞することができます。
藤の花を振り袖姿の女性に例えている俳句があるなど、
その姿や色合いから、上品な印象を与える花ですね。
昔は藤を女性、松を男性にたとえていたようです。
藤のツルは放っておくとどんどん伸びます。
そのため、夏と秋の2回剪定を行うのがいいでしょう。
あまり葉が茂りすぎると、
あまり花が咲かなくなってしまいます。
日本には2種類のフジが自生し、
本州を中心に「ノダフジ」が、
近畿地方より西には「ヤマフジ」が自生しています。
「ノダフジ」のつるは右巻き、
「ヤマフジ」のつるは左巻きと、
つるの巻き方向で見分けられます。
藤の花は紫色のほかに、
白やピンクの種類もあります。
紫色とはまた違った雰囲気があって素敵ですね。
藤の花は「藤棚」のイメージが強いですが、
一般家庭でお庭に藤棚を作るのは大変ですよね。
自宅で手軽に楽しむなら、鉢植えで育てましょう。
花房が短い「ヤマフジ」であれが、
鉢植えで楽しむことができます。
鉢植えで楽しむ場合は、
2~3年に1回の頻度で植え替えをするのがおすすめ。
根がすっぽりおさまる大きさの鉢を選ぶのがいいでしょう。
一年を通して日当りがよい場所で育て、
寒さにも強いので屋外での冬越しもできます。
水を好むので、鉢植えの場合は水切れには注意をしましょう。
こんな風に、自宅の壁などを使って、
ワイルドに見せるのもいいですね。
藤のつるがつたったお家、憧れます!
また、塀につたわせたり、
生け垣などを利用するのもいいですね。
藤の花を自宅で育ててみるのもいいですが、
まずは今年のゴールデンウィークに、
藤の名所に足を運んでみるのもいいかもしれませんね!
内田アリ