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多肉植物として知られるクラッスラは種類が豊富といあわれていますが、どれくらいあるのでしょうか。今回はクラッスラの種類について解説しています。
人気なものをまとめたので、これからクラッスラをお迎えしたい方は参考にしてみてください。
クラッスラはベンケイソウ科・クラッスラ属の植物で、常緑性があります。茎は太く直立するものが多く、葉は多肉質です。そのため多肉植物に分類されます。
葉が紅葉するもの、水分を多く含みふっくらしているもの、多肉植物とは思えないものなど、見た目の種類はさまざまあるのが特徴です。
花期になると5枚花弁で白、赤、ピンク、黄色などの小さなサイズの花を咲かせます。しかし必ずしも花を咲かせるわけではなく、環境次第では咲かないこともあります。
クラッスラは世界にだいたい200種類はあるとされています。多くはあたたかい地域に自生をしていて南アフリカ、熱帯アフリカ、マダガスカルが原産地です。観葉植物として人気があるため、日本国内でも多数取り扱われています。
砂漠、岩地など荒れた土地で自生するものも多く、日本での栽培に向かない品種もありますが、湿気を好むものなどもあり、種類によって大きく違います。
リトルミッシーは小さなお嬢さんという意味があります。その名のとおり見た目が愛らしく、小さな葉に白い斑が入るのが特徴です。リトルミッシーは4月から9月の気温が上がる時期に小さな白い花を開花させることもあります。
横に広がって生長するため、グランドカバーに利用するのもおすすめですが、ハンギングにするのもよいでしょう。
リトルミッシーは秋になると紅葉することがあります。
彦星は小型のクラッスラで非常にプニプニとした見た目で多肉質です。生長スピードが遅く、手間がかからないため初心者の方にも向いていますが、暑さを苦手とする性質があり暑い場所での栽培には注意をしましょう。
秋になると葉先がほんのりと紅葉しはじめ、全体的に薄く色づきます。季節の変化を楽しめる多肉植物を探している方におすすめです。
クラッスラ花月は「金のなる木」という名前でも呼ばれています。多肉植物というほど、プニプニはしていませんが、肉厚の葉が特徴です。この葉が硬貨のように見えたことから金のなる木という名前で呼ばれるようになりました。
大型のクラッスラで地植えをすると3m以上になることもある植物ですが、鉢植えでも育てられます。縁起のよい植物とされていて、お祝いごとの贈物に選ばれることもある植物です。
黄金花月は花月の仲間で、秋になると紅葉するのが特徴です。葉のフチが赤くなるものもあります。葉が横に広がり、縦には伸びないため室内の狭いスペースでの栽培に向いています。寄せ植えにしてもよいでしょう。
黄金花月は暑さにも寒さにも強い特徴があり、屋外での栽培にも向いていますが、直射日光は避けることをおすすめします。
黄金花月は栽培しやすいクラッスラで初心者の方にもよいでしょう。
神刀はクラッスラのなかでも刀のような葉を持つことから名前が付けられました。個性的な大きな葉をつけるため、他とは違うクラッスラを育てたい方に神刀はおすすめです。
上に生長をほとんどしない特徴から、小型の鉢でも栽培しやすいです。室内で楽しみたい方に向いています。
義経の舞は、クラッスラのなかでも非常に小型な品種で栽培しやすいと言えます。最大の特徴は紅葉することです。秋になると真っ赤に紅葉する義経の舞の姿は美しく、季節を感じたい方におすすめです。
アフリカを原産地として耐寒性もややあるため、日本の冬でも育てやすいと言えるでしょう。
紅葉祭りはその名のとおり、秋になると真っ赤に紅葉するのが特徴です。ほんのり色づくのではなく非常に濃く色づくため色の変化を楽しみたい方におすすめなクラッスラです。
ただし日光が足りないと秋に紅葉が楽しめなくなります。日当たりに注意しながら栽培しましょう。
クラッスラにはたくさんの種類があります。国内でも複数売られているので園芸店や花屋などに見に行ってみましょう。珍しいクラッスラはネットの専門店で探すことをおすすめします。
赤く紅葉するもの、小さな葉を持つものなど種類によって個性が異なるので、好みにぴったりなものに出会えるといいですね。
GreenSnap編集部