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ドライフラワーでも人気があるセンニチコウは乾燥しても色が変わらないことから「千日紅」という名前がつけられました。
今回はセンニチコウの種類について解説しています。好みの種類を見つけたい方はぜひご参照ください。
センニチコウはヒユ科の植物で、別名センニチソウ(千日草)とも呼ばれています。
センニチコウの草丈は種類によって異なりますが、だいたい50cmほどで花期は7月から9月です。花自体は小さく2cmから3cmほどですが、地味ではなくビビットな色が楽しめる植物です。
花を触ると硬く、水分が少ないことからドライにしても見た目が大きく変化しません。そのため、よく雑貨屋でドライフラワーが売られるほど人気があります。
センニチコウの花の色は白、ピンク、赤紫です。
センニチコウは100種類ほどです。園芸種が多数開発されていて、種類によって花の色、大きさや草丈が異なります。
センニチコウのちなつシリーズは、ちなつパープル、ちなつホワイト、ちなつミックスがあります。ちなつシリーズのセンニチコウはサイズが小さく草丈は20cmほどで寄せ植えに使用しやすい品種です。
分枝が多く、横にも広がるため隙間を埋めるのにも向いています。ちなつシリーズの花の大きさは1,5cmほどで、矮小性のあるセンニチコウです。
ネオンシリーズははっきりとした色のセンニチコウです。ローズネオン、ネオンラベンダー、ネオンホワイト、ネオンミックスがあります。草丈は50cmほどで、茎が倒れにくくしっかりとしているため切り花におすすめです。
はっきりとした色をしているため、葉とのコントラストが楽しめます。存在感のあるセンニチコウを探している方にはネオンシリーズがおすすめです。とくに根音ミックスは白と濃いピンクが混ざっていて個性的で珍しいです。
オードリーシリーズは草丈が80cm以上になるすらっとしたセンニチコウで、茎が硬くしっかりとしていることから切り花にぴったりです。
オードリーパープルレッド、オードリーピンクインプ、オードリーホワイトがあり、安定した色が楽しる品種です。まとまりがよく育てやすいでしょう。
バディシリーズは、センニチコウのなかでも小さめで草丈は30cm以下です。栽培しやすい大きさで寄せ植えに向いています。
バディシリーズにはバディーレッド、バディーピンクがあり、さらに草丈20cm以下のバディードワーフというのもあります。小型のセンニチコウを探している方におすすめできる品種です。
キバナセンニチコウは、センニチコウと比較して花がややオレンジ色の花を咲かせます。3度以上であれば冬越しできるのので屋外で栽培したい方はこちらがおすすめです。
キバナセンニチコウは品種開発が進み、赤いものも存在します。こちらも逆さまに吊るせばドライフラワーになります。
センニチコウファイヤーワークスは花火のような形の見た目が特徴です。見た目は典型的なセンニチコウとは違っていて、個性的な品種と言えます。ファイヤーワークスの花の色は、ピンク色でとても濃くて存在感があるセンニチコウです。
花付きがよく、横に広がるため隙間を埋めるのに最適です。ファイヤーワークスの草丈は120cmと大きめですらっとしたセンニチコウを探している方にも向いているでしょう。
ファイヤーワークスの花期は5月から11月で長く楽しめます。
クイズカーマインは草丈が高くなる種類でだいたい70cmにまで生長します。花の色は濃いピンク色で発色がいいことから寄せ植えの挿し色としても使いやすいです。
花期は7月から10月で夏の暑さにも強い品種です。
センニチコウにはたくさんの種類がありますが、基本的な花の見た目はさほど違いはありません。ファイヤーワークスだけ横によく広がった形をしていて、その他は草丈の違い、花期の違いがある程度です。
基本カラーは濃いピンク、淡いピンク、白、赤紫でバリエーションは少ないものの、ぱりっとした質感のある花は存在感があります。ぜひ自分の好みになったセンニチコウを育ててみましょう。
GreenSnap編集部