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ボックスウッドは西洋ツゲのことですが、生垣にするなど利用価値の高い植物です。このページではボックスウッドについて解説しています。
ボックスウッドの特徴や育て方、剪定についてまとめました。これからボックスウッドを育てたい方、生垣に利用したい方はぜひご参照ください。
ボックスウッドは3月から4月に白や黄色の花を咲かせます。ボックスウッドの花の大きさはとても小さいため、観賞価値は低いです。
樹高は1mから8mですが、実際は剪定されているため見かけるボックスウッドのほとんどは1mから2mになっています。
とても強い植物で大気汚染やホコリに強く、耐寒性、耐火性があるため生垣や街路樹によく使われます。箱を作るのに向いている木材であることからボックスウッドという名前がつけられました。
葉は丸みがあり愛らしく、寒さを感じると葉が赤くなり紅葉する特徴があります。お庭に植えると季節の移ろいを感じることができるでしょう。
ボックスウッドはインターネットで買うことができます。ネット上の園芸店などで探してみましょう。オークションサイト、フリマサイト、小さな苗であれば園芸店でも売られていることがあります。
ボックスウッドという名前ではなく、西洋ツゲという名で売られることもあるので見てみましょう。
耐寒性や耐火性があり、ホコリにも強いことからとても強い植物で初心者の方にも向いています。
肥沃な土であればとくに肥料を与える必要はありません。
ボックスウッドは明るい場所を好むので日当たりのよい場所、水はけのよい場所で栽培しましょう。半日陰でも育てることができます。
地植えで栽培をしている場合は水やりは不要です。あまりにも日照りが続く時期のみ水を与えてください。鉢植えをしている場合は、土が乾燥してから水やりをしましょう。
ボックスウッドは剪定すると美しい植物です。剪定は基本的にいつでもできるので、乱れてきたらハサミを入れてください。
ただし真冬の剪定はおすすめしません。生長はゆっくりで樹高も高くはないため、剪定はそこまで難しくはなく初心者にもおすすめです。
全体を見ながら、仕上がりの形をイメージしてハサミを入れましょう。傷んだ枝、古い枝をカットします。
7月から11月まではツゲノメイガの注意をしましょう。葉を食害することがあるので、気をつけてください。葉や枝に虫がついていないかチェックして見つけ次第捕殺しましょう。
風通しが悪いと虫が発生するので、葉が密集する前に剪定をしてください。必要に応じて通気性がよくなるように土壌改善もします。
あまりにも虫が大量に発生する場合は、殺虫剤など薬剤を使用しましょう。
紅葉する植物なので生垣にすると家の雰囲気も変わりおすすめです。鉢植えで育ててトピアリーにするのも向いていますが、トピアリーは形を作るのが難しいですがぜひチャレンジしてみましょう。
GreenSnap編集部