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レモンの木の栽培では肥料が欠かせません。肥料を与えることでレモンの木に栄養が行き渡り、花を咲かせておいしい果実がつきます。
しかし、肥料の与える時期やどのくらい与えればいいかわからないという方もいますよね。
このページではレモンの肥料について解説しています。これからレモンの木を育てたい方や、すでに育てている方もぜひご参照ください。
レモンの肥料におすすめなのが緩効性肥料、有機肥料です。
有機肥料とは油かすや鶏糞など有機物質で構成されている肥料のことで、自然派の肥料ですが独特なニオイがでるのが難点です。このニオイで虫がよってくることもあるため、鉢植えでレモンの木を室内で栽培する場合は、有機肥料はおすすめしません。化成肥料が多いものがよいでしょう。
屋外で育てている場合でも雨などで鉢ごと室内に移動させる可能性もあるので、有機肥料を使用する際はニオイのことも考慮しましょう。
屋外で栽培する場合は有機肥料でも問題ありません。ただし有機肥料だけでは効果がゆっくりなので、化成肥料と合わせて使うことをおすすめします。
迷ったら、ホームセンターや園芸店などで売られている市販の肥料がおすすめです。肥料成分として窒素、リン酸、カリが5:3:2くらいの肥料がレモンの木の栽培に向いています。
わからないときは果物用の肥料として売られているものを探しましょう。
レモンの木に肥料を与える時期は栽培方法で異なります。
レモンの木を鉢植えで育てる場合は、2月から3月、6月、10月から11月に肥料を与えます。
とくに6月は開花、果実をつけるなど重要な時期なので肥料を忘れないでください。
地植えでレモンの木を育てている場合は、2月から3月、6月、9月から10月に肥料を与えてください。
鉢植えと肥料を与える時期に違いはほぼありませんが、寒くなる前に与えることがポイントです。
肥料は幹に近い部分に与えるイメージがありますが、植物は根の先端から栄養分を吸収するため、枝先の真下あたりに肥料を与えるようにしましょう。少し幹から離して肥料を与えることがコツです。
鉢植えであれば固形肥料を土の上に置いて栄養分が吸収されるのを待ってください。
地植えの場合は、土に穴を掘ってそこへ肥料を混ぜましょう。
レモンの木への肥料は年に3回の頻度で与えます。
3月は開花期でさらに花後には果実をつける体力が必要な時期です。このときに肥料をしっかりと与えてください。
たくさんレモンの果実を収穫したいからといって、肥料の頻度を高める必要はありません。
むしろ肥料を与えすぎるとレモンの木が肥料焼けを起こします。葉の色が変色していたら肥料焼けの可能性があるので、注意をしてください。症状が進むと枯死してしまいます。
とくに鉢植えの場合は肥料焼けを起こしやすいので、肥料は適量与え頻度も守ってください。
レモンの木を育てておいしい果実を収穫するには肥料が欠かせません。肥料は難しく感じるかと思いますが、園芸店やホームセンターに行けば、ブレンドされた丁度いい肥料が売られています。
土の量に適した肥料の量さえ守っておけば問題ありません。ぜひレモンの木に肥料を与えて健康的なレモンを栽培しましょう。
GreenSnap編集部