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花色が豊富で、花期も長いことからガーデニングで非常に人気があるペチュニアは、ご自宅で簡単に増やすことが可能です。挿し芽(挿し木)という方法で増やすのが一般的で、どちらも難しい知識や道具は必要ありません。ペチュニアをたくさん育てたいという方はぜひ参考にしてみてください。
ペチュニアはナス科ペチュニア属に属する南米原産の植物です。とても強い性質を持つだけでなく、花期が長く、花色も赤やピンク、紫、白、オレンジなどさまざまな色があるため、ガーデニング好きの方からも人気があります。
ペチュニアの花の開花時期は4月から10月です。花期が終わると花は枯れてしまいますが、ぜひ挿し芽(挿し木)で増やしていきましょう。
ペチュニアの挿し芽(挿し木)は、4月から7月頃、9月から10月頃が適期です。花期がペチュニアの挿し芽に適した時期ですが、真夏はペチュニアに負担がかかりますので、挿し芽をするのはおすすめしません。
ペチュニアの挿し芽(挿し木)の方法を解説する前に、簡単に挿し芽と挿し木の違いについて解説します。
挿し芽や挿し木という言葉がありますが、こちらは基本的に同じ意味です。ただし、草花で行う場合を挿し芽と呼び、樹木で行う場合を挿し木といいます。作業方法は同じで、植物が異なるとお考えください。
あまり大きな違いはありませんので、明確に区別しなくても問題はありません。
さて、ペチュニアの挿し芽について紹介していきます。
ペチュニアの挿し芽に適した時期に、元気そうな枝を選んで7センチほど剪定します。剪定した部分は斜めに切っておき、水に1時間ほど切り口を浸してください。
挿し芽用に用意しておいた鉢に挿し木用の土を入れて、挿し穂(剪定して水につけていたペチュニアの枝)を土に挿します。あまり深くは挿さずに、3センチほどが土に埋まるようにしましょう。切り口から根が出るまで1ヶ月ほど待ちます。持っていれば切り口に発根促進剤を塗っておくとよいでしょう。
根を早く出したいからといって、直射日光にあてると失敗しますので要注意。挿し芽をしたら、明るい日陰で1ヶ月ほど管理をして様子をみてください。土が乾かないよう、水やりも忘れずに行いましょう。
ペチュニアの健康な枝を剪定する際は、清潔な剪定ハサミを使用してください。雑菌がついていると、切り口に雑菌が付着し、根がでなくなります。
発根促進剤を使用すると、根がでやすくなり、失敗のリスクも減りますので、持っていたら塗布してください。持っていなくても1つあるととても便利ですので、園芸店などで購入してもよいかと思います。
ペチュニアの増やし方は簡単です。枝を切って、それを土に挿すだけ。挿し芽の時期、水やりや管理場所を守ってさえおけば、成功しやすいですので、ぜひ試してみてください。
GreenSnap編集部