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南国の雰囲気が漂うハイビスカスは、日本でも人気がある植物です。ハイビスカスは熱帯植物なので温暖な場所で栽培しやすいですが、それ以外の場所でも育てることができます。ハイビスカスを丈夫で元気に育てるためには植え替えの作業がとても重要です。
今回は、ハイビスカスの植え替えの目的や方法などについて、詳しくご紹介していきます。
ハイビスカスは温暖な地域以外では地植えで育てるのが難しいため、一般的には鉢植えで育てることが多い植物です。ハイビスカスは生育が早く、すぐに鉢の中が根でいっぱいになって根詰まりを起こしやすいので、定期的に植え替えする必要があります。ハイビスカスを育てる上で、植え替えはとても大切な作業です。
ハイビスカスの植え替えでは、以下の備品を準備しましょう。
植え替えする鉢が大きすぎると土が乾きにくくなるため、元の鉢よりも1〜2回り大きい鉢を用意しましょう。作業する時は汚れを防ぐために新聞紙やビニールシートを下に敷いておきましょう。
ハイビスカスを植える土は、赤玉土(中粒)6:腐葉土4程度の割合の土がおすすめです。水はけを良くする場合はバーミキュライトを加え、赤玉土(中粒)5:腐葉土3:バーミキュライト2の割合で混ぜると良いでしょう。
市販の培養土を使用することもできるので、初心者の方であれば市販のものを使うのがおすすめです。市販の培養土は、ホームセンターなどで手に入ります。
ハイビスカスの植え替えの時期は、5月〜6月頃が適しています。ハイビスカスは夏が生育期なので、生長期に入る前に植え替えることでで元気な株に育ちます。ハイビスカスは生長が早いので、鉢植えで育てる場合は1~2年に1度のペースで植え替えましょう。
ハイビスカスを大きく育てたい場合は、次の手順で植え替えを行いましょう。
ハイビスカスをあまり大きく育てずに植え替えする方法もあります。大きさを留めたまま育てたい場合は、以下の手順で植え替えを行いましょう。
ハイビスカスを植え替えした後、根付くまでは日陰の涼しい場所で管理しましょう。植え替えから1週間程度経ったら、風通しが良く日当たりの良い場所に移動しましょう。ハイビスカスは熱帯植物ですが、30℃以上の気温が続く場所で管理していると枯れてしまう場合があります。暑い日が続くようであれば、遮光ネットなどを活用することをおすすめします。
ハイビスカスを大きく育てたくない場合は、植え替えしてから約2週間後に肥料を与えて今までと同じ管理をしましょう。
植え替えに最適な時期は5月〜6月頃ですが、秋に植え替えが必要だと感じた場合は、夏に伸びた枝を1/3程度剪定しましょう。植え替えを行わない場合でも、この時期に剪定することで翌年もよく育ちます。
ハイビスカスの植え替えでは、気温が高い時間帯や時期は避けるように注意しましょう。植え替えに最適な5月~6月頃でも、気温が高くなる前の午前中や夕方以降に作業することをおすすめします。
色鮮やかな花を咲かせるハイビスカスは、見ているだけで自然と元気がもらえますね。きれいな花を咲かせるためには、定期的な植え替えが必要です。ハイビスカスは丈夫な植物なので初心者でも育てやすく、鉢植えであればベランダなど狭い場所でも育てられます。
植え替えの方法を覚えて、ハイビスカスを元気に育ててみてくださいね。
GreenSnap編集部