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怖い意味の花言葉をもつ花18選|
大切な人に贈る花には相手の幸せにつながるメッセージを込めたいものです。しかし美しい花の見た目に反して、縁起でもない「怖い」花言葉をもつ場合も少なくありません。
この記事ではプレゼントに避けたい、怖い花言葉をもつ花を紹介します。
初夏に旬を迎えるクレマチスは「つる植物の女王」として多くのファンがいる植物です。品種や咲き方もさまざまで、育て替えのある植物の一つです。
クレマチス全般の花言葉は、「精神の美」「旅人の喜び」「策略」です。
一方、クレマチスは「縛り付ける」という怖い意味の花言葉も持っています。
スノードロップは冬の寒さにも負けず、可愛らしい小花を咲かせます。優れた耐寒性を誇るため、冬のガーデニングで活躍する植物です。
スノードロップ全般の花言葉は、「希望」「慰め」です。
一方、スノードロップは「あなたの死を望みます」という怖い意味の花言葉も持っています。
色のバリエーションが豊富なキンギョソウは、ガーデニングだけでなく一輪挿しにしても楽しめます。フリルを連想させるふわりとした花姿が、とても可憐な植物です。
キンギョソウ全般の花言葉は、「おしゃべり」「おせっかい」「でしゃばり」です。
可憐な見た目に反して、ネガティブな印象の強い花言葉をもっています。
ミヤコワスレは本州から九州に至るまで、日本全土に広く分布しています。キク科の植物らしい和風感漂う佇まいが魅力です。
ミヤコワスレ全般の花言葉は、「しばしの憩い」「しばしの慰め」です。
一方でミヤコワスレには「別れ」という、ある意味怖い花言葉もあります。
ガマズミは四季折々の姿を堪能できる植物です。実りの秋になると、赤い実と紅葉のセットで我々を楽しませてくれます。
ガマズミ全般の花言葉は「結合」「私を無視しないで」「私を見て」です。
己の美しさがゆえに無視されると辛いという、妙に人間じみた花言葉をもちます。
秋の野山に咲く野草の一種であるアザミは、日本各地に自生しています。放射状に広がる花びらが特徴的です。
アザミ全般の花言葉は「独立」「厳格」「触れないで」です。
他者との接触に対する恐怖心を感じさせる花言葉となっています。
酷暑に強いことから、サマーガーデンでも良く利用される植物の一つです。花のカラーバリエーションも豊富で、庭に彩りを添えてくれます。
ホウセンカ全般の花言葉は、「私に触れないで」「短気」です。
すぐにカッとなる人物の怖さを表したような花言葉になっています。
日本全国に自生し、分布するヘクソカズラ。つる性の多年草です。花は小振りでかわいらしいですが、裏腹に、悪臭を放ちます。薬草としての効果も持っています。
ヘクソカズラ全般の花言葉は、「誤解を解きたい」「人嫌い」です。
人間関係のこじれからくる怖さを表したような花言葉となっています。
別名、血止め草、鷹の傷薬といわれるオトギリソウは古くから傷薬としても用いられてきました。夏に花咲く鮮やかな黄色の花は、サマーガーデニングにも利用されます。
弟切草(オトギリソウ)全般の花言葉は、「秘密」「迷信」「盲信」「恨み」です。
信頼と恨みは表裏一体であるという、当たり前のようで怖い花言葉をもちます。
スグリは赤く小さな実をたくさん実らせる植物です。洋菓子店ではジャムやシロップに加工されることが多く、カシスという名でも知られています。
スグリ全般の花言葉は「私はあなたを喜ばせる」「期待感」「真の幸福」「あなたに嫌われたらわたしは死にます」「後悔」です。
一抹の不安や怖さを愛情で覆い隠す人間ドラマのような花言葉となっています。
トリカブトは日本三大有毒植物のひとつに数えられるほど有毒な植物です。一方で開花期は7~10月と長く、夏を超えて秋まで鑑賞できる花持ちよさが魅力です。
トリカブト全般の花言葉は「騎士道」「栄光」「人間嫌い」「復讐」です。
一説では、ギリシャ神話において冥界の門番だったケルベロスのよだれからトリカブトが成ったとされています。人間を喰らっていた怪物から生まれた花となれば、毒があるのも不思議ではありません。
アジサイは日本の梅雨を象徴する植物です。花色のバリエーションも豊かなことで知られ、雨が降っていても観賞に出かけたくなる魅力を秘めています。
アジサイ全般の花言葉は「団らん」「愛情」「浮気」「冷酷」です。
どんなに強固な家族関係も、一瞬の浮気で崩れてしまう怖さが感じ取れます。
アネモネは暖かくなる春先の3~5月にかけて開花する植物です。耐寒性に優れているため、鮮やかに発色する大輪の花を簡単に育てられます。
アネモネ全般の花言葉は「はかない恋」「恋の苦しみ」「見放された」「見捨てられた」です。
ギリシャ神話に伝わる、とある少年と女神の悲しき物語にアネモネという花は大きく関わっています。
品種改良が重ねられ、世界中で500種類以上、日本では100種類が流通しているつる性植物です。花をつける種類もあるものの、開花期間はわずか1週間にも満たないうえ、数年生長した株からしか咲きません。
アイビー全般の花言葉は「永遠の愛」「友情」「死んでも離れない」です。
人との強固なつながりを嬉しいと思うのか、それとも怖く感じるのか、人によって捉え方が変わる花言葉となっています。
ナデシコの仲間であるセキチクは、春になると切り込みの入った特徴的な花を咲かせます。発色もよいため、お庭の一角を明るく飾れます。
セキチク全般の花言葉は「あなたが嫌いです」「才色兼備」「いつも愛して」などです。
人に悪さをする悪霊の宿る石を射たところ、その矢がセキチクに変わったという言い伝えがあります。その悪霊の怨念が表れた怖い花言葉です。
マリーゴールドは見た目と色合いのバランスに優れた花を咲かせる植物です。花持ちもよいので、切り花やアレンジメントに好んで用いられています。
マリーゴールド全般の花言葉は「可憐な愛情」「嫉妬」「絶望」「悲しみ」です。
中世キリスト教による影響の名残によるもので、当時黄色は忌み嫌われていたことからこのような花言葉となったと言われています。
豊富なカラーバリエーションと美しい造形を誇るダリアの花は、アレンジメントや花束の代表格となっています。品種改良が今なお続く大人気の花です。
ダリア全般の花言葉は「華麗」「優雅」「移り気」「裏切り」です。
ナポレオンの妻によって大切に育てていたダリアが、それを羨んだとある女性貴族の手によって盗まれてしまいました。以来妻はダリアに一切の関心を寄せなくなったことで、花言葉が生まれたそうです。権力者をも突き動かしてしまうダリアには怖さすら覚えます。
ハナズオウは春の4~5月に明るい発色の花を咲かせる植物です。秋にはマメ科特有の実をつけることで、見る者を飽きさせません。
ハナズオウ全般の花言葉は「疑惑」「裏切り」「高貴」です。
マタイによる福音書において、イエスを裏切ってしまったユダが後悔の念から自死を選択してしまいます。その際に首を括った木がハナズオウだとされていることから、花言葉が生まれたようです。
花言葉は基本的には良い意味のものが多いです。ただし今回ご紹介したように、全体的に怖い意味の花言葉を持つ花もあれば、実は裏の意味が存在したという花も多くあります。
誤解を与えないためにも、これらの怖い花言葉を持つ花をプレゼントするのは控えましょう。ぜひ誰かに花言葉を贈るときは、怖い意味がないか購入前に調べておくことをおすすめします。
GreenSnap編集部