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ローズマリーはの枝が混み合ってきたり、収穫シーズンになったら剪定を行いましょう。今回は、剪定初心者の方でもわかりやすいように、ローズマリーの剪定時期や方法、収穫のコツに詳しく解説していきます。
ローズマリーは、地中海沿岸地方が原産の常緑性低木です。爽やかで力強い香りが特徴で、食用として料理に使用される他、アロマや化粧品などにも用いられる万能ハーブです。ローズマリーは非常に丈夫な植物で、乾燥して痩せた土地でもしっかり育つので、初心者にもおすすめの植物です。
ローズマリーは常緑樹のため、一年を通して枝葉が伸び生長します。放っておくと1m〜2mにまで育つこともあり、葉が増えて通気性が悪くなります。ローズマリーは湿気や蒸れが苦手なので、通気性が悪いと枯れてしまう原因になります。
また、株が大きく生長すると全体に栄養を行き渡らせるためにエネルギーが必要になり、株の負担が大きくなります。古い枝が木質化して上の方にしか花がつかなくなってしまったり、見た目だけでなく味も悪くなってしまうので、味や香り、見た目の美しさ、株の健康を保つためにも、ローズマリーに剪定は欠かせない作業です。
ローズマリーの茎は硬いので、しっかりとした園芸用ハサミで剪定を行いましょう。
ローズマリーは一年を通していつでも収穫ができます。伸びた茎や葉は、茎の先端から15センチほどの部分からカットしましょう。
収穫の際は、できるだけ長い茎を選んで剪定するのがポイントです。短い枝ばかり収穫してしまうと、ローズマリーの株が小さくなってしまいます。株全体からバランスよく収穫してください。
ローズマリーの剪定に適した時期は、花が咲き終わった4月〜6月です。ローズマリーは夏の高温多湿が苦手なので、夏に入り気温が上がる前に剪定を行いましょう。すっきりとした状態で夏を迎えることができれば、夏越しがしやすくなります。
ローズマリーは新しい枝に花がつきやすい性質があります。木立性のローズマリーは秋から開花するので、夏に入るまでに古い枝を剪定しておくと新芽が伸びて花がつきやすくなりますよ。
真夏の剪定はローズマリーの負担になり枯れてしまう可能性があります。また秋以降に剪定すると翌年花がつきにくくなるので、注意してくださいね!
ローズマリーは一年を通して収穫ができますが、無闇に収穫すると株姿が乱れてしまいます。ローズマリーを収穫するときは、全体から飛び出た部分などを茎の先端から15センチ程度カットするのがおすすめです。そうすることで、見た目を保ちながら収穫ができます。
収穫した花や葉は、食べるだけでなくドライフラワーやポプリなどにして楽しむこともできますよ♪
ローズマリーは剪定しすぎるとスカスカに見え、貧相になってしまうので注意しましょう。ここでは剪定しすぎないようにする方法は以下の通りです。
ローズマリーの剪定は時期さえ守れば難しいことはありません。伸びてきたなと思う部分のみをカットすればちょどいい状態になります。収穫をした部分は水に挿して楽しむこともできるので、定期的に剪定を行って美しい株姿をキープしてくださいね!
GreenSnap編集部