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南国をほうふつさせる大型のソテツ(蘇鉄)から、プチ観葉植物としてのミニソテツ(蘇鉄)まで、ソテツは幅広い楽しみ方のできる、ファンの多い植物です。
海沿いなど温かいところでは、街路樹としてもよく見かけることがあるかと思います。一見するとヤシのような見た目もしていますね。
またソテツは、ジュラ紀から生息していたこともあり、「生きた化石」と呼ばれることもあります。
この記事ではソテツ(蘇鉄)の花言葉を中心に、種類などご紹介します。
6月~8月にかけて開花します。花言葉は「雄々しい」という意味を持っています。ここではその由来をご紹介します。
まずは、ずんぐりとした極太の幹に由来します。太く固い立派な幹は、下手に触るとすり傷が付いてしまうことさえあります。
また、枝分かれもほとんどせずに一本幹で雄大な立ち姿になります。太く逞しい様子が、この花言葉の由来になっています。
ソテツの力強さの秘密は、根にもあります。根も太く立派なのです。そしてその根には、「シアノバクテリア」という空気中の窒素を固定するバクテリアが住んでおり、ソテツにとっては肥料になります。
やせた乾燥地でも雄々しい姿の秘密は、この根にあります。
[別名]鉄蕉(テッショウ)、鳳尾蕉(ホウビショウ)
科・属:ヤシ・ソテツ類、ソテツ科・ソテツ属
性質・分類:常緑、低木、裸子植物。
原産地:熱帯アジア、沖縄、台湾、中国
出回り期:10月~3月(最盛時期は5月※苗木)
開花時期:6~8月(※実は11月~2月)
用途:自生、街路樹、公園、ミニ盆栽仕立て、鉢植え、庭木
野生のソテツは、九州南部や沖縄でみることができます。3~5mの低木に分類されています。恐竜時代のジュラ紀から生息していたと言われております。
暑さに強い植物で乾燥にも強いので、庭木にすることもできます。一気に南国風のお庭造りができます。
また、成長速度も遅いことから盆栽のようにミニソテツを楽しむこともできます。父の日ギフトにもうってつけの植物だと思います。
ソテツは夏に花が咲きますが、10年に1回といわれており、開花は希少です。また、雄の株と雌の株が別々に存在しているため、片方しか育てていないと受粉もさせることができません。
雄の花は太いトウモロコシの様なルックスです。雌の花はドーム状の羽の塊のようなルックスです。いわゆる花とはだいぶ異なりますね。
ソテツは太古から存在し、熱帯地方で広く自生しております。中には絶滅危惧種などの希少種も存在するそうです。ここではいくつかの種類を存在します。
葉に鋭いとげ状の突起がある。太古から存在する一種。
希少種。一般的なソテツに比べて、刃が丸みを帯びています。
希少種。奄美大島で生産されている、一般的にはあまり出回らない種類です。葉の縁が金色に輝く品種です。
ソテツは太古からの歴史があり、希少種なども存在するため、植物ファンならずともそのストーリに引き込まれます。
見た目の力強さやカッコよさも抜群で、テーブルサイズ、手のひらサイズを、盆栽仕立てにして楽しむこともできます。
男性向けのプレゼントにぴったりのソテツを、是非プレゼントしてみませんか?
GreenSnap編集部