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こんにちは、GreenSnap編集部です♫
多少手を抜いても、一度植えると毎年咲き続けてくれる多年草ですが、いくら生命力が強いとはいえ、来年も花をつけた美しい姿を楽しむためには“花が終わった後”のお手入れが必要です!
今回は多年草の花後の手入れ方法をご紹介します。
混同されがちな宿根草は、あくまで多年草の一種であり、冬の時期には地上部を枯らして地中で過ごすので、常緑性はありません。それに対して、ほとんどの多年草には常緑性があります。
花びらが萎れてきたら、花がら摘みをしましょう!放っておくと種をつくる準備を始めますが、これは植物にとって体力を使う行為なので、株が弱ってしまいます。また、枯れ花が落ちると、カビや病気の原因にもなりますので、花首すぐ下の茎から切り取りましょう。
切り戻し剪定は、一般に夏を越すための5〜6月に行う夏剪定、冬を越すための9〜11月に行う冬剪定があります。だいたい株の3分の1〜2分の1くらいになるように、思い切って剪定することで、健康に育ち、新しい芽が伸びて翌年も楽しめますよ。
とくに冬に落葉する宿根草は、冬剪定で強めに切り戻しましょう。休眠状態のところに茎が残っていると、余分に体力を奪われて弱ってしまいます。
花が咲き終わって植物が疲れ切った状態のところに、頑張ったお礼として肥料をあげましょう。時期にもよりますが、基本的に即効性の化成肥料がおすすめです。宿根性で冬前に花が終わった場合には寒肥もかねて緩効性の化成肥料がおすすめです。
多年草の植物は2〜3年に1回の植え替えがおすすめ!生命力が旺盛なので、鉢植えでは根詰まりを起こしたり、地植えでは他の植物のスペースに侵食していく可能性もあります。同時に株分けをして、親しい人におすそ分けとかもいいですね。
花がら摘み、切り戻し、礼肥の3つさえ欠かさなければ、健康に育って、翌年も美しいお花を咲かせてくれますよ。生命力が強くて、ちょっとやそっとのことじゃ枯れないので、ガーデニング初心者にもおすすめです。
適度なお手入れをしながら、何年も付き合っていける多年草と、植物のある暮らしを楽しみましょう!
GreenSnap編集部