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ツワブキは寒くなってきた頃に公園やお庭を彩ってくれる素敵な花ですよね。見かけたことがあるという人は多いですよね。
今回は、ツワブキの花言葉や種類、花の特徴を紹介していきます。
困難に負けないという意味には、日陰で育てていても葉を茂らせられるほどの丈夫さを持っていることから意味付けられています。
愛よ甦れという花言葉では、日当たりが悪くても黄色の花が際立って咲いており、美しさを変えないところから由来しているとされています。
ツワブキは、キク科のツワブキ(ファルフジウム)属に分類されており、漢字では「石蕗」と書きます。属名のファルフジウムは学名にも使われています。
また、ツワブキの学名は「Farfugium japonicum・Farfugium tussilagineum・Ligularia tussilaginea」と綴られます。このFarfugiumには、列という意味のFariusと駆除という意味のFugusが合わさって出来ていて、ふきたんぽぽの古名にまつわるとされています。
和名の石蕗では、フキのように葉が艶を帯びていることから「艶葉蕗(つや葉ブキ)」から付けられています。ツワブキの別名には、タク吾・ツワ・ツヤブキ・イソブキ・イシブキという呼称もあります。
漢字の石蕗やイソブキ、イシブキという名前からも分かるように岩石などのすき間に自生するという性質から取られています。
ツワブキの開花時期は10月から12月で、3cmほどの鮮やかな黄色の花を咲かせます。
葉は蓮のように丸い葉がつき、表面は艶があります。花は葉の間から茎を伸ばし生えます。
海沿いの崖や草原などの海岸線に多く自生しています。日本以外では台湾にも分布しています。日が当たらない場所でも育てることができるので古来より庭園で植えられることがよくあります。
ツワブキの葉は、軸が長く大きく丸い形をしています。葉の表面は光沢がありつやつやしています。ツワブキには、品種によって班入りのものになったり形が変わっていたりします。
まず、その種類には、金紋・金環・獅子葉・縮緬・白覆輪(覆輪くずれ)があります。
金紋とは、緑色をした葉っぱに、大きさが異なる黄色い斑点模様が全体的に入っています。
金環では、緑色の葉に黄色の縁取り入りになります。獅子葉では、フリルのように葉の縁が波を打っているように見えます。
そして、人間の血筋のように葉の表面状に凸凹に浮き出るのが縮緬です。
最後に、不規則に白色に近い黄色が混ざった班が入るものが白覆輪と呼ばれています。途中に縁取りが途切れている葉っぱは覆輪くずれと言います。
風水では心身効力などの免疫力を高めるとされています。ツワブキを飾っておくだけで癒やし効果と安らぎの効果を与えてくれます。
寒くなってきてお庭が寂しくなってきた頃には、ツワブキを育ててみてはいかがでしょうか?
GreenSnap編集部