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カスミソウは繊細な花姿で、まとめるとベールを包み込んだような素敵な花束になります。冠婚葬祭で使われることも多いカスミソウですが、どのような花言葉があるかご存知でしょうか。
今回はカスミソウの花言葉と、由来や怖い意味があるかどうかをご紹介します。
カスミソウの花言葉は「感謝」といった意味があります。これはカスミソウがよくバラの花束と一緒に組まれることが多かったことが由来です。花束を贈るのは相手に感謝を伝えるひとつの方法。そこから発展してカスミソウに感謝の花言葉つきました。
カスミソウの花言葉には「幸福」という意味もあります。これはカスミソウがよく結婚式などに使われてたことが由来しています。結婚式といえば幸せの絶頂の瞬間。カスミソウはそのひとときに繊細な美しさで花を添えます。
カスミソウには「清らかな心」を意味する「purity of heart」という英語の花言葉もつけられています。これはカスミソウの花姿が控えめながらに美しいことを由来としており、純白の花色からも高潔で清廉された美しさがイメージされることからつけられました。
またカスミソウの英語の花言葉には「無垢」や「無邪気」を意味する「innocence」もあります。これはカスミソウの英名「Baby’s breath(赤ちゃんの吐息)」を由来としていて、まさに子どものような純真無垢な存在から連想してつけられた花言葉といえるでしょう。
カスミソウの花言葉には怖い意味があると思われている方も多いようです。しかし実際のところは、カスミソウの花言葉には怖い意味はありません。
なぜ花言葉に怖いイメージがついたのかというと、お葬式で故人を弔うために贈られる枕花などに、よくカスミソウが用いられるためだと考えられます。
カスミソウの花言葉である「感謝」は、故人に向けたお礼に気持ちと重なり、また控えめで繊細な花姿もお葬式の場にあうことから、よく告別式やお葬式で用いられます。そのイメージが転じて怖い意味があると勘違いされるようになったのだと思われます。
じつはカスミソウの花色には白以外にピンクなどがあり、そのほかにも園芸店には染色した赤や水色などのカスミソウも出回っています。
カスミソウには色ごとに全般の花言葉とは違う意味の花言葉がついているので、一覧でご紹介します。
カスミソウの開花時期は5〜7月の初夏ごろの季節にピークを迎えますが、切り花では周年出回っています。
カスミソウは控えめな花姿なのでどんな季節にもぴったりです。出回り時期を気にせず、その季節に見頃を迎える花と組み合わせて使ったり、最近ではカスミソウだけの花束やブーケも繊細でおしゃれと流行っているので好みの花束をカスミソウでつくってみるといいですよ。
カスミソウの花言葉は「感謝」や「清らかな心」といった、お礼の気持ちやその人自身の清潔な心を表しているので、大切な人へ感謝の気持ちを伝える贈り物や、清い心でその日を迎えて誓いを果たす結婚式などにぴったりです。
また、カスミソウはドライフラワーにやすい花ですので、花束として楽しんだ後はスワッグにして飾ったり、ハーバリウムなどにして記念に残しておくことができますよ。
カスミソウなどの白い花は汚れや邪念を取り払い、人間関係を一層良好に築くといわれています。結婚式や卒業式などで用いられ、感謝や、お祝い、労いなどの温情・敬意の象徴であるカスミソウを使った花束であれば、なおのこと効果が強いでしょう。
カスミソウを明るい南側などに飾って、家庭の悪いものを取り払ってもらいましょう。貰いもののカスミソウなら、一層効力を増すとされています。
カスミソウは、4月4日、5月21日、6月1日、11月30日の誕生花です。
カスミソウの名前の由来は、細かく枝分かれした茎の先に多くの白い花をつける様子が、霧のように見えることから来ています。
英語圏では「ベイビーブレス」つまり「赤ちゃん(もしくは愛しい人)の吐息」という名前で呼ばれています。
また、学名のGypsophila(ギプソフィラ)は、カスミソウの花が石膏で作ったように美しい白色をしていたことから、ギリシャの言葉で石膏という意味があるGypsos(ギプソス)と、愛するという意味を持つPhilos(フィロス)という言葉を合わせて、愛する石膏Gypsophila(ギプソフィラ)になったというわけです。
卒業式や結婚式に贈る花束に入れたいカスミソウは、その独特な臭いが特徴的ですが、臭いがあまりしない品種も作られてきているので、お祝いの贈り物にはカスミソウを添えてください。
素敵な花言葉が多いので、贈る側も、もらった側も嬉しくなること間違いなしですよ。
GreenSnap編集部