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日本でも古くから人気の花木のツツジ。街の花壇や公園でもよく見かけます。ゴールデンウィーク頃から初夏にかけてきれいな花を咲かせます。この頃は、日本全国のあちこちで、つつじ祭りが開催され、お出かけ先にも楽しいですよね。子供の頃に、花の蜜を吸ったことがある方も多いのではないでしょうか?
この記事では、ツツジの色別の花言葉を中心に、種類などもご紹介します。
ツツジの全般的な花言葉は、「節度」「慎み」という意味を持っています。
控えめな花言葉が、日本の花っぽさを感じますね。
ここでは、ツツジの色別の花言葉をご紹介します。
「初恋」という意味を持っています。
純粋無垢な、かわいらしい姿に由来している言葉です。
「恋の喜び」という意味を持っています。
美しい赤い花を咲かせている様子が、恋をした女性の気持ちを表現しているように見えることに由来しています。赤い花を一斉に咲かせる様子が、喜びにあふれた感情を表しています。
西洋では、ベルギーで品種改良されたアザレア(西洋ツツジ)が一般的です。
このアザレアは、「temperance(節制、禁酒)」「take care of yourself for me(私のためにお体を大切に)」「fragility(もろさ、はかなさ)」という花言葉の意味を持ています。
アザレアは「乾燥(ドライ)」というラテン語が由来していて、英語で禁酒することを「dry(ドライ)」というため、「禁酒」という花言葉が付いたとされています。
「dry day」というと、お酒を一切飲まない日を意味しますよ。
お酒を飲みすぎる友人やお父さんに、花言葉と共にプレゼントしても良いですね。
[別名]アザレア(azalea)
科・属:ツツジ科ツツジ属
性質・分類:常緑性、落葉性、低木
原産地:日本、中国などの東アジア
出回り期:12月~6月(最盛時期は12月)
開花時期:4月~5月
用途:花壇、公園、生垣
日本では古くから自生していて、愛されてきた植物です。万葉集でも詠まれている植物です。
江戸時代から沢山の品種改良が行われています。
ピンク色の花色が最も目にすると思いますが、白色、赤色、ピンク色、オレンジ色、黄色、紫色など花色も豊富です。
和名のツツジのは、花形が筒状になっていることに由来するという説と、花が次々に咲く様子から「続き(つづき)」とする説など、諸説あります。
近年人気のドウダンツツジは、ツツジ属には含まれません。
ツツジは品種改良が進み、多くの品種が存在しています。
江戸時代に久留米藩つくられ、多くのツツジの品種の元となったクルメツツジ。江戸時代につくられ、真っ赤な花を咲かせる、花の美しさに関しての評価が随一の本霧島。
ツツジの中で乾燥や排気ガスをはじめとする環境汚染に強いことから、街路樹や公園等に積極的に植えられる品種で、紫色の花が特徴的な大紫。モチツツジを突然変異させることによって生まれたといわれ、生命力が旺盛で成長速度が早く、切れ込みの入った花びらとピンク色の花が見事な花車。
花や葉が細長い形状をしていて、繊細な雰囲気が漂い、ゆっくりとした成長速度であるため、鉢植えなどに多用される青海波。八重咲の花が特徴的で、ほかのツツジにはない上品さと気品を併せ持つ藤万葉などが有名です。
ツツジは白や赤を基調とした花をつけることから、春を連想させる植物として風水では扱われます。
春は出会い、生まれ、新しいことが始まるシーズンです。このため、ツツジは、毎日太陽が生じる方角、太陽が登る方角である東に植えることが吉とされています。
ツツジを東に植えることで、新しいこと、出会いなどを呼び込むパワーを高めると言われているので、そのような機運を上昇させたい場合にツツジはおすすめです。
ツツジは色や品種別に、様々な花言葉を持っています。
赤や白の代表的な花色は、恋に関係する花言葉です。心を寄せる人にプレゼントしてみてはいかがでしょうか?
GreenSnap編集部