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何か趣味を持ちたい…きれいな花に囲まれて暮らしたい…と、ガーデニングを始めてみたい方も多いのではないでしょうか。でも、花を育てるには、手間暇もかかるし、難しそうと、なかなかガーデニングを始められない人もいらっしゃるでしょう。そこで今回は、ガーデニング初心者に贈る、ガーデニングの魅力や、ガーデニングの始め方などをお届けします。この記事を参考にして、きれいな花に囲まれて暮らしてみませんか?
お庭を彩るガーデニングには様々な魅力があります。まずは、ガーデニングの魅力を知っておきましょう。
自分が世話をしている植物がだんだん大きくなり、花を咲かせる、実をつけるなどの成長過程を目にすることができるのは、ガーデニングの大きな魅力の1つです。自分の努力が形となるのですから、充実感が得られます。育つ植物は、まるで我が子のようにかわいいですよ。
植物の緑や、きれいな花は、人を癒してくれます。美しい花壇や庭を眺めているだけで、気持ちが和み、ストレスを解消してくれるでしょう。また、作業中は、無心になれるので、いやなことも忘れられます。
カルシウムを吸収するのに必要なビタミンDは、日光浴により体内で作られます。適度に日光浴できるガーデニングで、骨粗鬆症の予防ができ、健康的な生活が送れるのも、ガーデニングの魅力の1つでしょう。過度な紫外線はシミの原因になりますので、適度に紫外線対策することも忘れずに!
外で身体を動かす機会が少ない方も多いのではないでしょうか?ガーデニングを始めれば、適度に外で身体を動かすことができ、気持ちいいです。
他の趣味に比べ、ガーデニングは比較的費用をかけずに楽しめる趣味です。ガーデニングの道具さえ揃えれば、あとは種や苗があればガーデニングを楽しむことができます。育てた花の種を収穫すれば、翌年の種代もかかりません。
植物によっては、果実を食べられるものもあります。育てた植物の果実を収穫して、食べることができるのも楽しみの1つです。
つる性の植物を育て、グリーンカーテンとして利用すれば、部屋を遮光することもできます。また、外から丸見えの庭を、植物で適度に目隠しすることも可能です。あまり目隠しし過ぎると、防犯上よくないので、目隠しは適度にしておきましょうね。
同じガーデニングの趣味を持っている人同士の情報交換などで、交流が広がり、新しい友達ができ、会話を楽しむ機会も増えるでしょう。
ガーデニングを始める際に、最も大事なこと、それがどんな花壇、庭にするのか?というイメージ作りです。庭のスペースに合わせ、イメージしましょう。とはいえ、いきなりイメージといってもピンとこないと思いますので、イメージ作りのポイントを確認してみましょう。
ガーデニングには、いろんなテイストがあります。主なものに、自然な感じのナチュラル、洗練されたモダン、和を意識した和風、ブリティッシュ、アジアン、地中海、北欧などの洋風のテイスト、ローズガーデンなどがあります。ガーデニングのテイストを決める上で重要なのが、家とのマッチングです。家の雰囲気を考慮した上で、お好みのテイストを決めましょう。もし、どうしてもイメージがわかない場合は、インターネットで、いろんなガーデニング画像を見て参考にすると、イメージしやすいです。
庭のスペースに合わせてイメージすることが重要です。狭いスペースでも、広いスペースでもガーデニングを楽しむことができます。それこそ、玄関先のちょっとしたスペースでも、プランターを使ってガーデニングを楽しむことができるのです。ただ、広さに限りがあるスペースでは、あれもこれもと欲をかくと、ごちゃごちゃしてしまいます。シンプルにすることが重要です。広いスペースであれば、エリアごとにテイストを変えて、複数のテイストのガーデニングを楽しむこともできます。
春夏秋冬、いつでも花を楽しむには、季節ごとに咲く花を計画的に育てる必要があります。四季を考えてイメージしましょう。
ガーデニングの楽しみの1つに、カラーコーディネートがあります。もちろん、1色で統一するのもいいですが、色の相性を考えて、カラーコーディネートするのも楽しいです。彩りも考えてイメージしましょう。
ガーデニングを始めたいけど、何から始めていいのか、わからないという人も多いでしょう。ガーデニングに絶対必要なものは、植物の知識です。植物の育て方や、花の咲く時期、花の色などを知らないと、ガーデニングのイメージ作りすることもできません。ガーデニングを始めるには、植物についての知識を身につけておくことをお勧めします。
また、最初から育てるのが難しい植物に挑戦するより、まずは育てやすい植物から育てた方が無難です。自分が好きな花や、興味がある花の情報を収集し、植物の知識を持ちましょう。その上で、育てやすい植物を選び、四季、色を考えて、ガーデニングのイメージを作りあげましょう。
春夏秋冬、それぞれの季節に咲く花があります。開花時期に合わせて苗を購入して、ガーデニングを始めれば、いつでもOKといえます。思い立ったら、いつ始めてもいいでしょう。
ただ、多くの初心者は、植物を育てやすい時期に始めたいと考えるのではないでしょうか。植物を育てやすい時期は春です。これからだんだん暖かくなる春は、気温の心配をせず、安心して植物を育てられます。また、春は新年度を迎える季節でもあり、スタートのイメージが強い季節です。何か新しいことを始めるにも、気持ちよくスタートできるでしょう。
さらに、春には多くの花の苗が出回ります。多くの苗から自分好みの苗を選べることを考えると、春の手前から春の始まり頃、具体的には2月~3月頃がおすすめの時期かもしれません。春からガーデニングを始めれば、次に夏の植物、秋冬の植物…と、ガーデニングの経験を積むことができます。もちろん、いつから始めても、経験を重ねることは可能ですが、一番植物を育てやすい時期にガーデニングを始めた方が、いいスタートを切れるでしょう。
前項でも述べましたが、はじめは、育てやすい植物を選ぶことが重要です。いきなり、手がかかる植物を選んで、枯らしてしまうと、がっかりしてしまいます。まずは、育てやすい植物からスタートしましょう。
さて、いよいよガーデニングを始めるとなると、道具がいくつか必要になります。いざ作業に取りかかろうとしたら…あれがない!なんてことのないように、事前に準備しておくことをおすすめします。そこで、ガーデニングに必要なものを確認しておきましょう。
苗または種がなければガーデニングを始められません。ただ、種から育てるのは、初心者には少々ハードルが高いです。もちろん、植物によっては、初心者でも容易に種から育てられる植物もありますが、まずは苗から育てた方が無難でしょう。
植物にとって、土は非常に重要です。水はけ、保湿性、養分、酸性・アルカリ性、などを考えて土作りする必要があります。もちろん清潔な土を使わないと、病気の原因になりかねません。赤玉土や黒土、鹿沼土、日向土、バーミキュライト、腐葉土、堆肥などを配合し、植物に合った土作りをする必要があるのです。土作りが大変なら、そのまま使える、植物に適した園芸用の培養土を使うとラクですよ。
プランターでガーデニングをするには、鉢底石が必要です。鉢底石は、土の排水性や通気性をよくし、根腐れを防ぎます。
小さな花壇を作るなら、レンガを縦に使い、下部を土に埋めればOKです。大きな花壇を作る場合は、レンガと、砕き石、モルタル、トロ舟(モルタルを混ぜる時に使う容器)、コテ(モルタルを塗る時に使うもの)が必要になります。また、ホームセンターなどで売っている、レンガ調花壇ブロックを使えば、モルタルなしで花壇が作れて便利です。
プランターでガーデニングを楽しむ場合は、プランターが必要になります。育てる植物の大きさや、ガーデニングするスペースを考えてプランターを選びましょう。
つる性の植物を育てる場合に必要になります。また、しっかり根が張るまで、植物が倒れないように支える時にも必要です。
ガーデニングに、手袋は欠かせません。軍手でもいいですが、袖が長い園芸用の手袋がおすすめです。袖を汚さずにガーデニングを楽しめます。丈の短い手袋の場合は、アームカバーを使うとよいでしょう。
ハンドスコップもガーデニングは欠かせません。苗の植え付け、植え替え時に必要です。
水やりするのに、じょうろまたはホースが必要になります。じょうろは大きめの方がよいでしょう。ホースの場合は、散水ノズルも必要です。ミストやじょうろなどの切り替えがある散水ノズルを選びましょう。
液肥や置き肥があります。植物に合わせて用意しましょう。
病気や害虫対策には薬剤が必要です。予防のため、予め散布する、もしくは早めに散布しましょう。
摘芯、花がら摘み、不要な枝や葉を切るのに使います。ガーデニングで、よく使う道具の1つです。
ガーデニングの魅力や、ガーデニングの始め方、必要な道具などをご紹介しました。まずは、育てやすい花や、お好みの花の情報を収集し、ガーデニングを始めてみましょう。きっと、いい趣味になるはずです。きれいな花に囲まれて、充実した毎日をお過ごしくださいね。
GreenSnap編集部